最近、3Dや4DXのような、

 体験できる映画を、

  あまり見なくなりましたね。

 

観る人によっては、酔っちゃって、

 作品に集中できないせいかな?。

 

でも、この作品は、

 4DXで体感したかった!。

 

 

妻と息子と娘の4人て、ベルリンの街に暮らす、

 ごく普通の金融ビジネスマンの、

  マット(リーアム・ニーソン)は、

 

 ある日の、いつもと変わらぬ朝、

  同僚から、仕事の電話があり、

   急いで出かけようとするが、

 

 妻から子供達を学校へ、

  送迎する日だった事を告げられ、

  

 車中での大事な電話を、邪魔されたくないマット。

 

 それでも渋々、子供達を後部座席に乗せ、

  朝から不機嫌なマットは、

   高級SUVのエンジンを掛け、

  

  若干、車の異変を感じながらも、

   車を発進させる。

 

 

 

運転しながら、電話で困難な案件を無事納め、

 娘が父親を少し見直した直後、

  聞きなれない着信音が、車内に鳴り響く。

 

車内から取り上げた、

 見知らぬスマホには、

  非通知の表示が・・。

 

応対するべきではなかったが、

 妻が置きわせれたモノと思い、

  マットは電話に出る。

 

 

通話相手の声の主は、

 爆弾を車に仕掛けたことを伝え、

  座席から降りると爆破すると告げ、

   指示に従わなければ爆破すると脅す。

 

 

身に覚えのない仕打ち。

 

 何故、自分なのか?、

 

  何故、家族を巻き込むのか?。

 

 

犯人の要求も、正体も不明のまま、

 マットは戸惑い、子供達は怯え、

  

 姿の見えない犯人に翻弄されながら、

  家族を守るため、マットはアクセルを踏む。

 

 

主演は『96 時間』シリーズ、『シンドラーのリスト』、

 『アイスロード』のリーアム・ニーソンの

  ノンストップ・サスペンスアクション映画。

 

映画の冒頭から終わりまで、車内からの映像が続くも、

 撮り方も上手いので、少しも息苦しくもなく、

  観客も、車内に居るみたいで、

   臨場感、緊張感ハンパない!。

 

リメイク作品とはいえ、

 爆破モノ、カーチェイスものは、

  今まで、沢山ありましたが、

   これは面白い!。

 

 

ローアングルで、スムーズに撮影したり、

 演出もいいし、ストレスなしの91分!。

 

そして何より、ニーアム兄さんの演技力!。

 

 

トラックの運転手、郵便配達員、

 認知症のヒットマン、銀行強盗、

  記憶をなくした工作員など、

  

 これまで、リーアム兄さんは、

  凄腕のスキルを持った、

   訳ありの男を演じてきましたが、

 

今回は、家族の命を守ろうとする、

 ごく普通の、マイホーム・ヒーロー。

 

他人に危害を振るったり、ましてや殺害する、

  バイオレンスとは無縁の、極普通の父親。

 

しかも子供達にも疎まれ、家庭は崩壊寸前・・・。

 

 

ところが、家族に危険が迫ると、

 オン歳71歳とは思えない、

  悪鬼の形相で立ち向かうニイさん!。

 

 

車両が監視カメラに捕らえられ、

 ユーロポールやマスコミに、

  爆破容疑者として追われるマット。

 

 

『ダークマン』のように、誰も味方はいない、

 誰にも頼れない状態で、金融マンで培ってきた、

  判断力と観察眼で切り抜ける。

 

犯人の目的は何か?。

 

果たしてマットたち家族は、

 犯人を突き止め、爆破を阻止し、

  家庭崩壊の危機を脱することができるのか?!。