これはすごい!。

 

『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、

  連載中の漫画で、

   アニメ化もされ、

    巷で大人気となった作品。

 

 

死んだ父親の、多額な借金返済のため、

 学校へもゆけず、極貧生活をしていた、

  16歳の少年・デンジが、

 

生計を立てるため、相棒のポチタと共に、

 悪魔を駆除する、デビルハンターとなり、

  日銭を稼いで、糊口を凌いでいた。

 

ところがある日、

 仕事を斡旋していたヤクザに騙され、

  殺されてしまう・・。

 

が、相棒ポチタの命と引き換えに、

 チェンソーの悪魔として復活し、

 

 たまたま、悪魔討伐に出向いていた、

  内閣官房長官直属の、

   公安デビルハンター、

    マキマにスカウトされ、

 

 

 最強の悪魔、”銃の悪魔”討伐要員として、

  悪魔たちを狩るうちに、

   世界中に”チェンソーの悪魔”の存在を

    知られることとなり、

  

 デンジの心臓をめぐり、

  悪魔の刺客から、命を狙われることに・・。

 

 

鬼や、悪魔に世界が脅かされる、

 『鬼滅の刃』、「呪術回線』に似たような、

   ダークファンタジーかと思いきや、

 

 

ヒーローとはほど多い、

 自身の欲望のまま、

  胸を揉みたい、キスしたいと、

   不純な動機で、悪魔を屠る、

   ダーティーヒーローというところが斬新!。

 

 

とにかく、ストーリーがぶっ飛んでいて、

 主人公が、お馬鹿という、

  破天荒な漫画。

 

 

相棒の魔神”パワー”ちゃんも、

 ぶっ飛んでいて、卑怯で、自分勝手で、

  臆病で・・かわいい!。

 

 

”エヴァ”のアスカみたいにワガママで、

 デンジよりもお馬鹿・・・。

 

このコンビが、面白すぎる!。

 

 

公安の先輩、早川アキ、姫野、

 ミステリアスな存在の美女マキマ。

 

 この個性的で魅力的なキャラ達も気になる・・。

 

姫野さんは、”エヴァ”のミサトさんぽい。

 

マキマさんは、深田恭子に似ている・・。

 

 

コロナや、世界紛争の最中、

 行く先が見えない世の中で、

  こういった作品がヒットするのは、

 

デンジのように、不遇な生活を強いられ、

 金持ちの家にでも生まれないと、

  大学へも行けないし、

   搾取されるばかりの若者たち、

    

 

コロナで、当たり前に行なっていた日常が崩れ、

 修学旅行もなくなり、

  同級生の素顔を見ないうちに、

   卒業式を迎えたり、

 

 多感な大事な時間を奪われた、

  やり場のない怒りが、

   反映されているのかも?。

 

コマ割りも、映画的で、

 グロいシーンなのに、美しい!。

 

悪魔のクリィーチャーも、

 想像を絶する気持ち悪さで、

 

 これが、アニメになると、

  アクションシーンも映画的で、

   いい動きでシュール!。

 

また、主人公のデンジは、

 

 

”竈門 炭治郎 ”みたいな優等生でもなければ、

 

 

 

 

  ”虎杖悠仁”みたいな、圧倒的な善人でもない。

 

 

 

”世界を救おう”とか、

 ”誰よりも強くなりたい”とか、

  ヒーローっぽくない!。

 

日々、美味いもの食べて、ゲームして、

 思いっきり眠るのが夢・・

 

何度もボコられ、酷い目にあって死んでも、

 次の日、美味いモン食って眠れたら、

  それで帳消し・・っていう、

 

超お馬鹿なヒーロー。

 

 

そんな彼の思惑をよそに、

 不条理な欲望に巻き込まれ、

  裏切られ、騙され、利用され、

   想像を絶する、展開に・・。

 

漫画「ドロヘドロ」みたいに、

 オドロオドロしさの中に、

  一度読み出したらハマる、

   中毒性のある作品。

 

アニメの方も、どう展開するのか、

 音楽もすごいし、

  今後気になる作品です!。