深町秋生の小説,
『ヘルドッグス 地獄の犬たち』を基に,
『ラスト サムライ』にも出演していた、
原田眞人監督が映画化した、
クライムエンタテインメント作品。
警官時代、凶悪殺人事件を察知しながらも、
阻止できなかった・・
自分の非力さを悔い、
その復讐のためだけに生きていた、
兼高昭吾(岡田准一)は、
警察組織に、そのスキルを買われ、
ヤクザ組織への潜入を強要される。
素性を消され、闇に落ちた兼高は、
死刑囚の息子・室岡(坂口健太郎)
とバディを組まされ、
組織の上層部へと、
上り詰めていくのだが、
素性がバレたら殺される、
危うい綱渡りの日々が続く・・。
そんなある日、
東鞘会のトップ、十朱義孝(MIYAVI)の、
護衛に、兼高と室岡が抜擢され、
さらに事態は、数段階、
危険なミッションへと展開する・・。
手に汗握る駆け引きや、
アクション、緊張感は、1級品!。
『ファブル』で見せた、
身体能力の高い、
吹き替えなしのスタントは圧巻!
脇を固めるキャスティングも絶品で、
松岡茉優、大竹しのぶ、
『ギャングース』のMIYAVI、
「はんにゃ」の金田哲は、
どこか雰囲気何ていた・・
どっちも、男前・・
ミュージカル俳優の、
吉原光男の組長秘書とのやりとりが、
すごく魅力的で、
まるで、部活での悪ふざけをする、
高校生みたいで、酷い事してるのに、
どこか憎めなかった・・。
『虎狼の血』みたいで、
警察組織の非道さも、
浮き彫りにされて、何方もどっちでしたね。
結構観ごたえありました!。