伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』を基に、
『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督が映画化!。
ある日、殺し屋のレディバグ(ブラッド・ピット)は、
謎の女性から、東京発の、
高速列車に乗り込み、
ブリーフケースを奪う依頼を受ける。
殺しは無く、奪って降りるだけの簡単な任務だと、
彼は意気揚々と列車に乗り込むも、
しかし、事態はその時点で、
かなりややこしい因縁が絡んでいた。
世界一運の悪い殺し屋が、
超高速列車に乗り込み、
ドアが閉まった瞬間から、
まさに、導火線に火がついたかのように、
一駅ごとに、アクシデントが連発する!。
9人の凄腕殺し屋相手に、
彼は、この最悪な状況から、
脱出できるのか?・・・。
主演はブラッド・ピット。
共演はジョーイ・キング、アーロン・テイラー=ジョンソン、
ブライアン・タイリー・ヘンリー、真田広之ら。
冒頭から、見慣れた東京の夜景と思いきや、
一瞬んっ!、と思わせる、
ちょっとデフォルメされて、
違和感のある東京。
でも、そんなのどうでもよくなる程、
ぶっ飛んで、驚きと衝撃が連続する映画!。
新幹線の色と、名前が”ゆかり”・・・。
一駅ごとに登場する、
9人の殺し屋たちが、
ゲーム「鉄拳」のプレイヤーよろしく、
名前が漢字で表記され、
それぞれの生い立ちや、因縁、
この事件への関わりなどを、
ドラマティックな音楽で演出して、
ストーリーを盛り上げてゆきます。
こりゃ、たまらん!。
監督は、ブラッド・ピットのスタントも務めて、
悪ノリ映画『デッドプール2』を手がけたきた、
デヴィッド・リーチだけに、
狭い車内でのアクション、
ペットボトルや、ブリーフケース、
使える獲物は、なんでも使う、
バリエーションの豊富さや、
コミカルなギャグのテンポ感も抜群!。
この監督、絶対”ドリフ”のファンですな!。
ドリフのコントのようなラスト!。
そう言えば、「デッドプール」でもやってた!。
ああ、ドミノちゃんも出てるではないか!・・。
”カタナ”ちゃんも・・。
音楽の使い方もうまいし、
複線の引っ張り方も、
ホロリとさせるシーンのあったり、
笑えるし、もう、なんでもあり!。
さすが、真田さん、
決めるときは、しっかり決めるし、
期待を裏切らない格好良さ!。
”ウルバリン”の時も、新幹線で戦ってたし、
新幹線は災難ですな・・。
でも、フロントガラスって、あんなに脆いのか?。
っとに書く、面白かった、
頭を空っぽにして観る、
オススメの映画でっす!。
あ、でも、血が苦手な人はNG・・R指定です。
希望としては、
映画のラストには、水前寺清子さんの、
『365歩のマーチ』をかけて欲しかった・・(笑。