最近、街角や公園、駅構内によくあったゴミ箱を、
見かけなくなりましたね。
なぜ公共施設で、ゴミ箱が減ったのか・・。
実は、あの1995年の地下鉄サリン事件がきっかけで、
爆発物や不審物を隠すことができる、
ゴミ箱が、公共施設から、
撤去されるようになったそうです。
実際のところ、新型コロナ禍で、
感染拡大対策としても、ゴミ箱が減ったところ、
自粛下の中、路上飲みによる、
ゴミ捨てが頻発!。
コンビニでも、ゴミ箱を、
店内に置くようになってから、
店の前や路上にゴミが散乱。
そこには、街角にゴミ箱が少ない!、
という問題が影響しているようです。
行政や企業が、
テロ対策や感染予防をきっかけに、
ゴミ箱を撤去することで、
ゴミ処理にかかる手間や、
コストを削減できるはずだったのに・・。
都市のインフラに対して、
ゴミの問題は、やはり重要!。
そこで、画期的なIoTを搭載した、
スマートなゴミ箱のアイデアが!。
太陽光で発電し、
捨てられたゴミを自動的に圧縮して、
コンパクトに収納し、
ネットで蓄積状況を通知。
一定量溜まったら、管理局が回収。
利用頻度もわかるし、
定期的に収集するコストも減り、
監視カメラも搭載すれば、
不審者や路上駐車、
不法投棄も発見できる。
また、太陽光発電による夜間照明で、
季節や天候に合わせて光量を自動調整、
犯罪防止にも繋がるし、
お天気情報、温湿度、
駅構内では路線案内など、
インフォメーション機能としても、
ゴミ箱を活用することができる。
人の流れの解析や、
車両通行解析、気温状況など、
さまざまなビッグデータも収集できるし、
環境や、エネルギーコストに対する意識も、
高まってくるンじゃないですか。
携帯の充電機能や、
路面凍結防止のヒーター内臓、
ヒートアイランド対策に、
クーラー機能もつけたり、
未来ゴミ箱の夢は膨らみますね。