カープを蘇らせた男 球団オーナーのどえらい着想力 

 

迫 勝則 (著)

 

宝島社

 

セ・リーグ3連覇の陰の立役者、

 松田オーナーの哲学とマネジメント術を、

  初めて明かす、至極の一冊!。

 

最高のチームに、最強の球団経営者あり!。

 

原爆被害からの復興のシンボルとして、

 日本プロ野球史上、

  唯一の市民が興した球団カープ。

 

 

球団設立から、存続危機や、

 数々の難関を乗り越え、

  リーグ3連覇を達成したのは、

   地元に密着し、善意に対しては善意で答え、

    ファンを大切にし、

     こよなく野球を愛しててきた結果!。

 

 

単にカープが強くなって、

 人気が出てきたのではなく、

  

 松田オーナーのブレない構想や、

  若い人の意見を聞く柔軟さ、

   「カープ女子」や、グッズ販売など、

     独自の経営戦略が身を結んだ結果なんですね。

 

 

 

例えば、あの”ミッキーくん”。

 

どの球団にも、主審にボールを補給する、

 ボールボーイという役目の人がいましたが、

 

 カープのボールボーイを務めるのは、

  ”ミッキー”という名前のゴールデンレトリバー犬。

 

 

ボールの入った籠を口にくわえ、

 シッポを振りながら小走りに主審にボールを渡す、

  微笑ましい仕草が評判となり、

   たちまち大人気になった。

 

このアイデアも、松田オーナーの発案!。

 

因みに、ミッキーくんが着用していた、

 ユニフォームの背番号は、

「111」=ワンワンワン』。

 

そして、ミッキーくんの登場曲は、

 『フランダースの犬』。


残念なことに、

 マツダスタジアムが開場した、

  2009年4月8日に、

   ミッキーくんは、老衰のために、永眠。

 

きっと、ミッキーくんも、

 カープの4連覇と、日本一になる事を、

  天国から祈っているのかも?。






そのカープの歴史と、

 カープ的な経営のやり方をまとめた、

  野球を知らない人でも親しめて、

   様々な職業の人にも、ビジネスの発想や、

    ヒントを提供する至極の一冊!。

 

広島県民以外でも、

  カープファンが増えて、

 離れていかない秘訣が、

  この一冊でわかるような気がします。