先日、テレビで、
 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を、
   やっていました。

声優・俳優として活躍した、
 青野武さんと、富山敬さんが、
  声を吹き替えていたバージョンだったので、
   懐かしく観ていました。

青野武さんといえば、
 日曜、夕方の人気アニメ番組、
  「ちびまる子ちゃん」の、
   ともぞうじいさん”役でお馴染みで、
    
他にも、

「破裏拳ポリマー」の”車錠(くるま・じょう)”、
 「カウボーイビバップ」のドゥーハン
  「ジャイアントロボ 」の一清道人
    
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクや、
  




「クロコダイル・ダンディー」のポール・ホーガン、
    ”こち亀”の両さんなど、

映画の吹き替えや、
 人気アニメの声優として、
  いぶし銀の様なシブい声や、
   絶妙なアドリブで、
    数多くの作品を演じていた青野さん。

2012年の4月に、
 多発性脳梗塞で、
  お亡くなりになりました・・。

享年75歳・・。


理想的な、おじいちゃんとして、
 親しまれていた、青野(友蔵)さんも、
  実は2代目・・。

初代は、タイガーマスクの伊達直人、
 宇宙戦艦ヤマトの古代進、
  そして、タイムボカンシリーズの、
   ナレーションを勤めた、
    富山敬。

その富山敬さんが、ガンで他界して、
 青野武さんが、友蔵じいさんを、
  引き継いだのですが、
 
 ヤマトの古代進と、真田志郎の、
  繋がりもあって、
   独特な思い入れを持って観ていました。

若い頃の青野さんは、
 酒癖が悪かったそうで、
  酔うと他の客と諍いが絶えず、
   同行していた富山敬に、
    介抱されたという、エピソードがあるくらい、
     お二人は、中が良かったそうです。

現在の”友蔵じいさん”は、
 3代目の島田敏にバトンタッチ。

友蔵さんのモデルは、
 作者さくらももこの祖父と言われていますが、
  性格は、意地悪で冷たく、
   マンガのおじいさんとは正反対。

「こう言うおじいちゃんが欲しかった」という、
 理想のおじいちゃんを、思い描いて、
  作られたキャラクターだそうで、

 孫のまる子に甘く、
  いいように利用されながらも、
   家族や周りの人々を、
    こよなく大切にする、
     愛されるキャラクター。

こんなおじいちゃんが、
 ウチに居たら良いな、
  と言う程、いい味出していました・・。