1955年(昭和30年)の7月9日に、
本格的なジェットコースターが、
「後楽園ゆうえんち」に、
初めてお披露目されたのを記念して、
7月9日は、
「ジェットコースターの日」なンだそうです。
遊園地の花形といえば、
ジェットコースター。
絶叫マシン、私も嫌いな方じゃなく、
テンション上がった勢いで乗ったりしますが、
急降下するまでの、あの緊張感、
遊園地ならではの、醍醐味ですね!。
日本では、そのスピード感から、
ジェット機にちなんで、
「ジェットコースター」と名付けられましたが、
アメリカでは、
「ジェット・ローラーコースター」
というそうです。
アメリカの地方では、
スピード感と恐怖を楽しむ
乗り物とあって、小さな街の
お祭りには欠かせません。
なんと、イベントが終わると、
組み立てをバラして、
別の地方へ移動するンだそうです。
意外な事に、日本の技術の粋を、
多く取り入れられて、
世界的な記録を有する施設も、
アメリカ国内に多々あるそうです。
より強いスリルを求める人が、
後を絶たないので、その性能も、
どんどんエスカレートしています。
乗る場所にこだわる人もいて、
「絶対前に座る!」という人もいれば、
だいっ嫌いなのに、子供の引率で、
仕方なく並んでいたら、
運悪く、先頭に・・
なんて気の毒なお父さんもいます。
実際、前と後ろとでは、
どちらの方が怖いンでしょう?。
スピード感や、加速も怖いと感じますが、
一番恐怖を感じるのは、フワッと浮く感じ。
つまり、重力加速度が減少した時。
これを感じるのは、
上昇から下降に転じる瞬間。
頂上を越えて、先頭車両が下降を始める時は、
後方車両はまだ上昇中なので、
先頭の初速度は、まだ最小。
一方、後ろが登りきって、下降を始める頃には、
前の車両が、重力により、
最高速度で引っ張っているため、
後方の車両も、最高速度で
山の頂上を通過することになります。
後ろは、さらに前方のコースを読めないので、
情報不足による恐怖や、前もって、
体を傾けられないことによる
「酔い」もあります。
コースや、車両編成が長くなるほど、
振り回される揺り返しや、
放り出されるような落差を強く感じます。
もちろん、爽快感やスリルを味わうのが、
ジェットコースターの醍醐味ですが、
恐いからといって、目をつむって、
後の方へ乗ると、
余計に恐い思いをしますよ!。