今日、6月3日は、
1949年(昭和24年)のこの日に、
測量や地図作成の規範となる、
「測量法」が公布され事を記念し、
また、一人でも多くの人に、
測量の重要さ、地図の大切さを、
認識して欲しいとの思いを込めて、
国土地理院が、毎年6月3日を、
「測量の日」に制定しました。
日本における測量の歴史は、かなり古く、
縄文時代には、すでに、
縦穴式住居を建てる為の、
円形に並んだ柱の設置や、
耕す農地を開墾するのに、
高度な測量技術の跡が見られます。
年貢を稲作で賄っていた古から、
田畑の測量は、帳簿を作成する際、
重要な基準となりますが、人員不足や、
「縄伸び」(年貢を軽減する為、
間延びした目盛りの縄を、田畑に張り、
実際の面積より小さめにごまかす事)
などで、結構いい加減だった時代も・・。
日本の測量と言えば、
その正確さに、世界を震撼させた、
伊能 忠敬(いのう ただたか)の、
『大日本沿海輿地全図』。
1861年に、日本を訪れたイギリスの艦隊が、
強引に日本沿岸の測量を強要していた時、
かってに日本の国土を歩かれては困ると、
渋々、幕府の役人が、
忠敬の作成した地図の一部を、
イギリス海軍の船長に見せたところ、
船長は、この地図の高度な水準に舌を巻き、
驚いた!。
地図の正確さを理解した船長は、
今さら測量するまでもないと判断し、
測量計画を中止してしまった。
56歳から73歳までの、
忠敬1人の生涯を掛けて描かれた地図が、
高度な測量技術を、
世界に知らしめた瞬間だったンですね。
近々、映画『剣岳』という映画が公開されますが、
それ程、国にとって地図は重要で、
測量に命をかけた人がいるという事なンですね。
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