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種子島から打ち上げられた、
H2Aロケット15号機の成功により、
日本の宇宙開発にも、明るい兆しが見えそうです。
ロケットの積載量に制限のある中、
衛星のコンパクト化、低コスト化と、
信頼性の高さが認められ、
海外からの商業打ち上げの受注が決まり、
また、大阪府の町工場が中心となって開発した、
小型人工衛星「まいど1号」の成功など、
日本の物作りの精神が、宇宙開発を牽引し、
これからのエネルギー問題や、
不景気を吹き飛ばす起爆剤になりそうです。
ところで、日本のロケットは、
なぜ種子島から打ち上げられるのでしょうか?。
種子島は、もともと多禰島(たねのしま)と、
呼ばれていた、九州の鹿児島県に属する島で、
高い山もなく(標高は282m程度)、
面積も奄美大島、屋久島に次いで、
3番目に大きい島であるとともに、
定期的な航空路や航路がなく、
民家が少ないことから、
打ち上げ作業に適した島とされていますが、
種子島が選ばれた理由は、
日本で最も赤道に近いからだそうです。
ロケットを宇宙に上げるためには、
猛烈なスピードとエネルギーが必要とされ、
地球の自転のスピードが、最も速い、
赤道上から打ち上げた方が、
ロケットへの負担や、コスト的にも、
効率的だとされているからです。
適度な広さと、平地であること、
海に面して、失敗しても機材を回収し易いなどの立地から、
種子島に白羽の矢が立てられたそうです。
我が、相模原市にも、
NASAや、宇宙開発で使用される、
光学ガラス素材を作って、
ガンバっている企業があります。
おらが町で作られた衛星が、
宇宙で活躍する嬉しさ。
不景気な世の中だからこそ、
夢を持たなくては成らない。
俯いてないで、宇宙(そら)を見て歩こう!。