プロ野球パリーグ、
ソフトバンクの王貞治監督が、
体調の不安や、ここ数年の成績不振などを理由に、
今シーズン限りで、ホークス監督を辞任。
実力はあっても、
人気低迷だったパリーグを活性化させ、
地域を元気にさせた功績を、
惜しまれての引退。
世界のホームラン王と呼ばれ、
メジャー・リーグでも人気のある王さん。
2007年に、バリー・ボンズが756号を打った時、
世界記録を持つ王さんに、求められたコメントにも、
「僕の記録が世界一だなんて、誰も思っていない。
ボンズと同じ土俵でやらなくちゃ」と、
謙虚なコメントでボンズを祝福し、
メジャーファンからは、
「王貞治は紳士の中の紳士だ!」
と賞賛の声が上がった。
事実、パワフルなボンズに比べ、
ホームランを量産していた頃の王さんは、
基礎体力や筋力測定では、
それ程、数値は高い方ではなく、当時、
腕相撲では、チーム1最も弱かったそうです。
実は王さん、二卵性双生児の弟として、
誕生したのですが、未熟児であったため、
体力的には恵まれている方ではありませんでした。
それを過酷な練習量と、
王さん持ち前の集中力で、
ホームランを驚異的に量産し、
868本もの大記録を打ち立てました。
真面目な性格の王さんは、
ファンサービスにも熱心で、
回りのチームメイトからも、
「王さんが、ファンにサインする時間を、
休憩や、練習に充てていたら、
ホームランは1000本打てたと思うよ!。」
というくらい、大スターでありながら、
ファンからの膨大なサインを、
断ったことがないそうです。
球界はもとより、
野球を知らない人からも尊敬される王さん。
長い間、お疲れさまでした!。