お正月や、節句などで、
唯一、子供が飲める甘酒。

冬の寒い時期、子供会で振る舞う、
甘酒が、温かくて美味しかった!。

古来から、ひな祭りと言えば、
白酒を飲む風習があります。

もともとは、中国から来た風習で、
桃の花が流れる川の水を、
たまたま飲んだ人が、300歳まで生きた、
という故事にあやかり、
桃の花を酒に漬けた、桃花酒(とうかしゅ)
なる酒を飲む風習がありました。

桃は、百歳を表す「百歳(ももとせ)」
に通じる、縁起の良いモノ。

白酒を飲む風習が、日本へ広まったのは、
江戸時代中期の頃。

白酒は、蒸したもち米に、
みりんや焼酎を加え、熟成されたお酒。

桃花酒よりも飲みやすいと、
女性に人気があり、また、
その白濁した白さが、
百歳の「百」と「白」にかけて、
長寿で縁起が良いとのコトで、
世の女性に広く親しまれました。

とは言っても、アルコール分が、
9%もあるので、子供たちには、
おすすめ出来ません。

そこで、白酒にそっくりで、
アルコールを含んでいない、
甘酒を、子供たちに、
振る舞うようになったそうです。

でも、昔の子供達は、結構、
白酒を平気で呑んでいたンぢゃないかな?。