1915年(大正4年)の7月2日、
東京市小石川区の”西尾正左衛門が、
「亀の子たわし」の特許を取得。
そのことを記念して、
7月2日は、「たわしの日」。
今では余り見なくなりましたが、
私の通っていた田舎の学校では、
毎朝、授業前に、
乾布まさつを行っていたものでした。
当事は、小児科医も少なく、
風邪予防として励行していましたが、
皮膚も強くなり、免疫力も、
高まっていた様な気もします。
ハードな人になりますと、
タワシで、ガシガシ擦っていた人もいました。
以外と、タワシで擦っても、
そんなに痛みがなく、
むしろ、寒い時期は、
躰がポカポカ温まります。
小学校の頃は、よくタワシでガシガシ、
運動靴も束子で洗っていたモノでした。
理科の実験で使った試験管も、
フラスコも、使った後は生徒が、
ブラシや、タワシで洗うのが当たり前でした。
スチールウールや、樹脂を使ったモノより、
やはり環境に良いと評判の、
天然タワシは、味があって良いですネ!。
ところで、何故にタワシと言うンでしょう?。
田んぼに、鷲で「田鷲」?。
漢字で書くと、「束子」と書くそうです。
有名な「亀の子束子」は、
商標名だそうで、
もともと、玄関マットに使っていた、
ブラシを丸めて見た所、
子亀が泳ぐ姿に似ていたので、
「亀の子束子」と命名したそうです。
タワシは、古来からワラやシュロ、
あるいは細く裂いた竹を束ねて、
野菜の泥を落として使っていたコトから、
ちいさく束ねる、「タバシ」が訛って、
「束子(たわし)」になったそうです。
最近のタワシは、ココナッツの皮や、
パーム椰子を、使用しているようですが、
パーム(手のひら)にスッポリ納まる、
言い得て妙な名前ですネ!。