たまに電車を利用しますと、
足を“ハの字”に広げて、
座席に座っている人、見かけたりします。

そういう人は、普段からだらしなく、
座ってるンだと思います。

この座り方を長く続けていると、
将来、腰痛や神経痛の大きな原因になります。

人は立っている時、
背骨がS字にカーブして、
衝撃から脳や腰を護っています。

ところが座っている時は、
上半身の重さがダイレクトに
腰にかかり、内蔵を圧迫します。

さらに脚を投げ出して長時間座っていると、
腿や膝裏の動脈や神経が圧迫され、
血流が悪くなり、気づかないうちに、
痺れや痛み易くなります。

若いうちは、すぐに回復しますが、
姿勢を治さないと、躰のあちこちがゆがみ、
関節が炎症を起こしやすくなります。

足を“ハの字”に広げていると、
本人は、楽なつもりでも、
躰には、そうとうな負担がかかり、
かえって、疲れるコトに・・。