最近の掏摸(すり)は、手が込んでいまして、
集団で犯行をおこなうケースが多いそうです。
海外でのケースでは、
ホットドックや、クレープの屋台で、
ターゲットの観光客が、
クレープなどを購入する際、
店担当の者が、サイフの中身が多いか少ないか
ターゲットの所持金を確認。
しこたま持っていると判断すると、
少し離れた仲間に、携帯電話で連絡。
ターゲットは、クレープやホットドッグを、
歩きながら食べているので、
注意力が散漫になっている所を狙い、
ワザとぶつかる。
ターゲットが服に着いた染みを気にしている隙に、
もう人が、サイフを抜きとる、
と言った手口です・・。
こういった犯行以外でも、複数で悪事を犯すコトを、
「グルになって~する」と、言いますが、
この「グル」とは何を指しているのでしょう?。
この語源には諸説あります。
有力なのが「グルグル回る」のグル。
美人のおねいさんに、手招きされて誘われて、
路地裏に入って見たら、
恐いお兄さん数人に”ぐるり”と囲まれ、
身グルみ剥がされる「美人局」。
そこから共謀する事を、
「グル」と呼ばれるようになったとか・・。
もう一つは、「ハマグリ」から。
「蛤」の貝殻は、一対になっていまして、
ほかの蛤とは合わさらないコトから、
”もう片われが存在する”
「はまぐる」がナマって、「グル」
となった説もあります。
「グループ」から来ている、
なンて言ってる人もいますが、
これはナイですネ!・・。