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試合中のプレーで、
左手首を負傷したヤンキースの松井秀喜。

あのシーンは、痛々しかったですね。

骨折が完治するまでには、
約6週間かかるそうです。

今季中の復帰を、
心待ちにしたいものですが、
ムリをせずゆっくり養生してください!。

さて、大勢の日本人メジャーリーガーが、
大活躍するその影では、いま、
黒人選手の減少が、問題になっています。

人種や差別の障害をかかえながらも、
身体能力では、白人を遙かに凌ぐ、
実力をかわれて、1947年に、
”ジャッキー・ロビンソン”選手を、
初の黒人メジャーリーガーとして、
迎え入れてから60年近く、
多くの黒人スーパースターを排出し、
メジャーリーグを盛り上げて来ました。

全盛期には、メジャーに選手登録された
27%が黒人選手でしたが、
2006年には、10%を切り、
黒人選手が一人もいないチームも・・。

世界のスーパースター、
”マイケル・ジョーダン”以来、
黒人の若者に人気のあるスポーツは、
バスケットボールとアメフト。

ベースボールは三番目。

黒人若年層の野球離れに
拍車をかける要因は、
野球にはお金が掛かると言うコト。

黒人生徒が通う公立学校や、
居住地には、野球が出来るほどの
広いグラウンドや、照明設備といった、
高額な施設が少なく、
バット、グラブ、プロテクター等、
様々な道具を人数分買い揃える必要があり、
お金が掛かります。

なので、黒人少年たちは、
ボールひとつあれば、どこでも出きる
お馴染みのバスケットボールに熱中し、
チャンスや才能があれば、
貧しい暮らしから脱却するべく、
大勢の若者が、NBAの大スターを
目指しました。

その結果、メジャーリーグから、
黒人選手が減少し、その戦力の穴を埋めるべく、
ドミニカ共和国や、キューバ、
果ては、日本、韓国といった
アジア諸国からも掻き集め、
日本野球の選手にも、
メジャーの舞台に立つ
チャンスが巡ってきたンですね。