181.貯金について考えてみる | ブルガダ症候群でICD植え込んだけど毎日を楽しく暮らすどー!のブログ

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ICD埋め込み手術を受け、これを機にブログを始めてます。宜しくお願いします
(^^)


高校を卒業して社会人になり、今年で就職して26年目になった。

本当は大学に行きたかったのだけど、試験に落ちたんだよね。(^-^;

就職してからはとにかく、23歳までは遊びまくってたので、貯金は全くと言っていいほどなかった。

当時、貯金は100万円位あったけど、借金が260万円みたいな。(^-^;


高校の友達が某信組に就職したので、付き合いで、30万円迄借りれるカードローンを作ったが、当時飲む、打つ、買うの三つともやってたから、小遣いが足りず、すぐにキャッシングしてたので、常に限度額まで借りてた状態だった。

あとの230万円は23歳の時、会社の先輩の保証人になったことにより出来たもの。

当時、そいつから、絶対に迷惑かけないからというのと、同じ課でそいつに金貸してる同僚が二人いたので、
同じ会社の奴であるし、まぁ、何とかなるだろうと思い保証人になってしまった。

今思えば、世間知らずで本当にバカやったね。

24歳の時、そいつが自己破産することになり、貸した230万円が戻ってこないのが確実になった時は目の前が真っ暗になった。

これがきっかけで、社員から借金をしていることが、会社の幹部に伝わり社内調査が入ったが、結局俺を含め、社員三人から550万円位借金してたことが分かった。
そいつは社員から借金をしたことで、会社をクビになり、会社を去った。

また、幹部から、保証人依頼されたときに「何故上司に相談しなかったんだ!」と、こっぴどく怒られた。

当たり前だよね。

ホンマ、あの時は惨めな想いをしたんだよな。



それからかな、俺が貯金に目覚めたのは。

急に将来のことが心配になり、飲む、打つ、買うを全て辞めた。

金がかかる車も中古主義になった。

安い車で乗り繋いでいった。

3万円のミニCooper2年、
25万円の日産パオ2年、
45万円のHONDAビート2年、
20万円のトヨタビッツ5年、
12万円のトヨタセルシオ3年。

てな感じに。


230万円の借金は、利息が安い会社の共済組合に借り換えして、給料から毎月15000円、ボーナス時50000円天引きの10年返済を始めた。

事故に遭い、10年間、給料とボーナスの手取りが下がったんだと自分のを慰めながら。

借金を背負ってしまったため、
まずは、健康で働き続けることを念頭に置き、メンタルを崩さないように心掛けた。

カードローンに至っては、毎月5000円の定額返済に加えて1万円の増額返済。

カードローンの完済を終えて思ったのは、
たかだか30万円を返すのに2年以上もかかるということ。
利息はばさら高いし。
(^-^;

あと、飲む、打つ、買うをやめたら、
以外とお金なくても普通に生活できるのね。って思ったね。

とにかく、節約生活を楽しんだ。♪
今思えば、若くて健康だったし毎日が充実してたね。


28歳の時に、現在の家内と付き合い始めたので、早く結婚をしたかったが、結婚資金がまだ充分貯まってなくてできず。

30歳になり、やっと結婚式を挙げられる位貯まったので結婚をした。

しかしこの時点で、借金がまだ完済できておらず。(^-^;

結婚した年から
借金返済に併せて、毎月の積立を10万円に増額。
ボーナス時は40万円を積立。

借金を背負ってから、
とにかく貯金に対しての執着が凄かった。
半ば意地になってた。
まずは、まとまった金を貯めとかないと、将来大変なことになると。

節約を頑張ってたが、32歳の時点で300万円位しか貯まってなかったと思う、確か。

お金って、使うのはあっという間だけど、貯めるのはホント時間がかかるんだよね。(^-^;

そんな中、やっとこさ34歳の時に借金を完済。

その後は借金恐怖症になったのか、もう金輪際、借金する気がしなくなったね。

そして、もっともっと蓄えをつくるぞって思った。

毎年一回の昇給に加えて、
借金完済後は、給料から天引きされる借金がなくなったのと、
職場が残業が多い部署ばかり異動していったので、飛躍的に給料が増えだしたのもこの頃。

なので、余裕がある時はボーナス時の積立を50万円にしたり、
残業代は別口座を作り、そこに貯金し、管理するようになった。

チビ達が貰うお年玉や、節目節目に頂く祝い金、また児童手当なども別口座を作り入金。

元々、チビが貰ったお金であって、俺が貰ったお金じゃないしね。
彼女たちが成長した時に、渡すつもりでいる。
元々、君たちが貰ったお金なんだよと。


35歳の夏に、家族のために家を建て直したが、さすがに家は借金しなければ仕方ないなと思ってたが、

今は亡き、婆ちゃんが、俺が社会人になってから家に入れてた生活費を全部貯めてくれてたらしく、

「家を建て直すならこのお金を使え」と900万円を渡してくれた。


あと、同時期に、親が俺が中学生の頃から掛けてくれていた生命保険の満期金が100万円入ってきた。

更に結婚時、家内に渡した結納金100万円を、家を建て直すなら使っていいよと家内が渡してくれた。

他にも、これまでの残業代やら、自分のへそくりとかかき集めたら1400万円程集まった。

家の見積もりは、全部で1600万円程だったので、
足りない200万円のみ借金して家を建て直す事が出来た。

婆ちゃんに感謝したね。

200万円は5年返済で借りてたが、3年で繰り上げ返済した。


最近は、チビ達にある程度お金がかかるようにはなったが、
住宅ローンがないので、毎月10万円、ボーナス時40万円の積立を継続している。

一昨年から障害年金を受給するようになってからは、これも別口座を作り全額預金。


本気で貯金を始めてから20年近く経ったが、現在は全財産で、退職金を除いて4000万円を少し越えたくらい。
チビ達の分も含めてだけど。

それとは別に、真面目に勤めたら退職時に貰えるであろう退職金が現時点で1100万円程。

貯金は、会社の共済組合の口座にしているが、利率が結構良く、利息も毎年12万円ほど付く。



23歳の時に、惨めな経験をしたが、
結果、かえって今の自分にとってはプラスになってるかも知れない。

あの経験が無ければ、今も浪費を続けてただろう。


43歳の年齢で、これが多いか少ないかは分からないが他の方はどうなんだろうか。


まぁ、俺は元々貧乏な家の出身だから、お金はこれからも大事にするだろうね。
少しのパチンコ代以外は(笑)

今は心臓にICDを埋めこんで身体障害者の身となってるし、
体力、メンタル共にじわっと下り坂に入ったと痛感してるし。

あと、今の職業は中学の時から憧れて就いた職ではあるが、40代に入った頃から、自分の能力に限界を感じているので、結構崖っぷちに追い込まれた感満載でいる。

正直、就職当時抱いていた「定年まで働く」という信念を失いつつある。
自分に自信がなくなってきてるのだ。

あと、何年勤めることが出来るかは分からないが、
とにかくもうしばらく1年、1年噛みしめながら今の職を続けていけたらいいかな。

家族のために。
そして、自分自身のために。