燃える闘魂と共にあらんことを56
週刊プロレス
猪木の目にバーニングスピリッツをみた!という
ブロディ革命vs闘魂猪木は新たなるドラマの予感
年何がブロディをそうさせた!
1985年3月21日後楽園ホール、ブロディ登場
第1回IWGP決勝の舌出し失神事件から、闘魂猪木の神通力は空回りの連続だった。
その2年後、起死回生のブロディ電撃移籍。
この登場シーンは興奮した。
スーツ姿で花束を持ってスポットライトを浴びてのサプライズ登場。
この演出は満点近い。
その後の記者会見でも、「猪木の目にバーニングスピリッツを見た」とは、泣かせてくれる。
「バーニングスピリッツ」とは「燃える闘魂」。
「超獣」ブロディも、元新聞記者で「インテリジェント・モンスター」の異名も持つ知的紳士?
記者会見では、猪木をリスペクトしていた。
大いに期待させられた。
しかし、試合では裏切られる。
試合となると、いつものブロディ。
猪木に対するリスペクトを感じさせない、自分勝手なプライド・モンスターだった。
そんな性格が災いしてか、最期はプエルトリコでプロモーターに刺殺される。
歴史に残るレスラーだが、なんとももったいない。