燃える闘魂と共にあらんことを41

 

週刊プロレス 1989

大阪城決戦特集

ドームの光、大阪へ・・・

闘魂、最後の力を見せた

猪木、裏十字で勝つ

ハシミコフがIWGP奪取

 

闘魂の孤独、もはや誰も理解できず・・・

 

89.5.25大阪城ホール

最後の異種格闘技戦でも魅せてくれました。

2か月後に国会議員になりその後は「猪木カウントダウン」の試合なのでメモリアルマッチで、

本当の現役ビッグマッチはこれが最期。

 

フィニッシュが裏十字というのもいい。

猪木ほど、プロレス的見せ技と、カールゴッチ式の裏技だけでなく、

格闘技で昔から威力のある技をプロレスに持ち込んだ選手はいない。

これも、異種格闘技戦の効果。

腕ひしぎ逆十字、裸締め、ローキック、正拳突き、そして裏十字。

チョチョシビリは、バックドロップの原型、裏投げをかましてくれました。

 

2階席のお客さん、ドームのお客さんにも届くエンターテイメントと、格闘技通もうならす実力、

その両輪がアントニオ猪木の魅力。

更にそれを進化させたのが、タイガーマスクだった。

なぜか両雄とも最後は難病に苦しませられる。