担仔麺のレシピ
しばらく、ブログを更新していませんでしたが、毎日、いろんな方々にご覧頂いているようで、ありがたく思います。
さて、筆者の大好物は、台湾の担仔麺(タンツー麺、タアミイ)なのですが、日本では、ほとんど食べられるところがありません。
たまにあっても、別物だったりして。
都内の方だったら、神田神保町(三崎町)の台南担仔麺がお勧めですhttp://r.tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13011383/ 。
小さなお椀ですが、一杯180円ですからね。
ランチだと、ラーメン丼で500円。
煮玉子と煮豚が載って、サラダまで付いてきますが、担仔麺は小さなお椀(ご飯茶碗程度)でというイメージからはかけ離れていますし、肉味噌の量がスープの量に比べて少ないので、物足りなく感じます。
いまでもやっているんでしょうか。
夜に行って、担仔麺一杯でお会計180円ってのも大丈夫なのでしょうが、ちょっと、気が引けますね。
結局、ビールと、青菜の炒め物、〆に担仔麺なんてやると、それなりの値段になってしまいます。
(台湾料理のお店自体は、浅草や上野ガード下(新東陽)、仲御徒町(新竹)など結構ありますが、担仔麺を提供しているお店って、ほとんどありませんね。あっても、全然、別物だったりして。私は、台南の度小月本店、台北の度小本店、支店、好記やデパート地下のフードコートや屋台、華西街の台南担仔麺で、担仔麺を食べ歩きましたが、小さなお椀に透き通ったスープ(お店によって濃淡はあります)、中華麺かビーフン、肉味噌、トッピングは茹でもやし、ニラ、香菜、すりおろしにんにく、茹でた海老、追加で味付けゆで卵というのが定番でした。神保町の台南担仔麺はかなり、台湾の担仔麺に、味といい値段といい忠実だと思います。)
こうなったら、娘々のスタミナラーメンや炒麺に引き続き、自分で作ってみようと思い立ち、トライしてみました。
写真は、イメージです。
出来上がったとたんに食べてしまったので、次回、作るときに、出来栄えをアップします。
【担仔麺の作り方(2、3杯分)】
食材 中華麺(生麺)一玉、味の素中華あじ(鶏がらスープ)、顆粒かつおだし、五香粉少量、もやし少量、にら少量、干しえび少量、にんにくチューブ少量、サラダ油少量、そして、キューピーの肉味噌風そぼろチューブ。
手順 1.中華麺を茹で、ざるにあげる。2.鶏がらとかつおだし、干しえびで多少薄めのスープを作り、サラダ油をたらす。3.スープにもやしを入れ、ほんの少ししてから、中華麺を投入。4.少ししたら、火を止め、お椀に移す。5.ニラ、にんにくと五香粉を投入し、肉味噌を好みの量載せる。
もやしや干しえびを省いてもOKですが、にら、にんにくと五香粉、肉味噌風そぼろは必須です。
にらは、香菜の代わりです。
香菜は、日本ではなかなか手に入りませんし、買ったところで、他の使い道に困りそうです。
ほとんど火を通さないにらで代用できますね。
キューピーの肉味噌風そぼろは200円程度で手に入ると思います。
数回は使えますから、高いものではありません。
五香粉は、大手のスーパーで入手可能です。
これも、さほど高いものではありません。
スープは、肉味噌が載ることを考慮して、少し薄めに作り、サラダ油をたらすのがコツです。
冷蔵庫にえびがあれば、一尾か二尾を一緒に煮ると、より、それらしくできますが、とにかく、上記のような感じで、一度、トライしてみてください。
担仔麺ファンの皆さん、ある程度、納得の一杯ができあがることと思います。
生の中華麵がなければ、冷麦やそうめんでもよさそうです。
ビーフンや春雨ももちろんOKですが、日本そばだけはイメージできません。
また、麺は、「コシ」を意識せず、すぐに茹で上がる細麺で多少、やわらかめに茹でた方が、それらしくなります。
台南の度小月本店、台北の度小月、好記そのものの味とはいえませんが、かなり、いい線、いっていると思うんですけれどね。
ちなみに、甘エビを食べた際は、残った殻で出汁をとると、より、本場の味に近づくのではないかと思います。