家がオシャレになるアイデアの一つとしてRの垂れ壁というものがあります。 

垂れ壁というのは廊下のような床~天井まで繋がって見える場所に対して天井側から壁を出してあげるものになります。

こうすることで、例えばシューズクロークやパントリー等に採用することでドアのない部屋のような空間を演出することができます。
ロールスクリーンや暖簾、カーテンなどで後々部屋を仕切りたいと考えている方には特にオススメです。

この垂れ壁をアーチ状に加工することで、可愛い雰囲気を演出することができます。

ヨーロピアンなお部屋にもあったりするのかなと思いますし、レンガ調の壁紙にすると無骨さも出てカッコ良くもなったりと色々な組み合わせが出来ると思います。

天井から梁が出ているような場合でも、梁をアーチ状にすればまた違う雰囲気を演出することができます。

さらにさらに、この加工はニッチに施すことも可能で、垂れ壁と合わせるとより統一感も出てオシャレな雰囲気になります。

これらのアーチ型を採用する場合の注意点として、普通に壁紙を張るよりも技術が必要になるため、仕上がり具合が作業員の腕次第というところがあります。
腕がイマイチな職人がすると、部分的にシワになっていたり、住んで数ヶ月たったら壁紙がめくれてきたりだとか、、、
勿論、そんなことになればメーカーへ連絡すれば直してくれるとは思いますが、納得の仕上がりになるかどうかは職人次第です。
こういったこともあり、アーチ型自体を受けてくれないメーカーや工務店もあるようです。

他のやり方として、塗り壁にするという方法もあります。この方法なら普通の壁紙のような貼り付けの精度によらず綺麗に仕上げできますが、普通の壁紙よりも割高になる傾向があります。

アーチ型の垂れ壁やニッチを検討している方は設計の早い段階で設計士さんに一度相談されることをオススメいたします。