8月13日のロッテ戦は1イニング4失策という自滅ファイヤーが炸裂してひどい負け方をしてしまいました。わたしも絶望しましたよ。エラーはよくないです。そのバタバタのきっかけとなったのは清宮選手のファーストゴロ後逸でした。
 
きよっぴとおにぎりのプレーには確かにがっかりしましたが、それ以上にわたしは解説者ガンちゃんこと岩本勉さんの一連のコメントには怒りを覚えました。
 
『中田は若い頃に血を吐くような守備練習をしたから上手くなったが清宮選手は練習が嫌いですから~』
 
ほんとですか?信じていいんでしょうか?
朝のラジオで、チーム統轄副本部長の岩本賢一さんは、清宮は毎晩最後の一人になるまで練習している。コーチも練習につきあっている。とおっしゃっていましたけどね。
 
解説者のコメントはたいへん影響力が大きいのです。OBが言うんだから真実のはずだ、とみんな受け止めてしまうんですよ。ああ、清宮は練習嫌いなのか、それじゃダメだな、と清宮のイメージを定着させてしまうのです。本当に清宮が練習嫌いだったとしても、ネガティブな印象を植え付ける発言は控えて、どうすれば改善するのか前向きなコメントだけをお願いしたい。ガンちゃんがファイターズを愛していることはよく存じていますが、解説者の発言は責任を伴うということをぜひ意識してほしい。あと、選手への苦言もいいですが、精神論・根性論はやめていただきたいな。アナウンサーに対してもイジメかと思われても仕方ないような暴走も見受けられることがあり、どうもわたしは好きになれません。
 
解説陣では、わたしは大宮親分が好きですね。ファン目線で盛り上がったりがっかりしたり、大騒ぎしながら解説されてますが、時折ハッとするような技術的な鋭い指摘をされたりするのでびっくりします。コーチもフロントも経験された方ですからね、なかなか説得力があります。いっしょに飲みに行ったらおもしろいでしょうね。
 
今の清宮選手はまったくチームの戦力になっていないわけで、さすがに落ち込み、苦しんでいるでしょう。本人も二軍に落としてほしいと思ってるんじゃないでしょうか。でも栗山監督が二軍落ちを許してくれないのでやみくもに練習するしかない、という状態なんじゃないかな。まあ、さすがにそろそろボーロンあたりと交代してもいいと思いますけど、栗山監督は頑固だからなー。