『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた(Dreamin' Wild)』
製作年 2022年
製作国 アメリカ
配給 SUNDAE
監督 ビル・ポーラッド
原作 スティーブン・カルッツ
キャスト
ドニー/ケイシー・アフレック
青年期のドニー/ノア・ジュプ
ナンシー/ズーイー・デシャネル
青年期のジョー/ジャック・ディラン・グレイザー
マット/クリス・メッシーナ
ジョー/ウォルトン・ゴギンズ
ドニー&ジョー・エマーソンの辿った実話。
冒頭の、暗く寂れた納屋に蹲ってギターを弾いて居るドニーの耳に歓声が聞こえて来て、ドアから眩しい光が漏れて居て。ドアを開けたら大観衆のホール。
そして曲が始まる…って夢なんだけど。良い。
音楽的才能があった弟と、身を引く兄。
凄く良い家族なんだ。
家族を犠牲にして音楽の道に進んだのに燻っている事に後ろめたさがある弟は、ずっと音楽から離れて居た兄のドラムのテンポが早くなる事にイラつく。
ドラムが走った時に、それを正せるのはベースだけ。ってLOUDNESSのベーシスト山下さんが言ってた。
良い音楽はいつか(30年後)世間に発掘される…って夢のある話なんだけど、再結成したショーの後、皆楽しかった!最高!となって居る中、ドニーは、最低だった!と怒鳴り散らす。
先日ライブ撮影で入った控え室の事を思い出してた。
ドラムに機材トラブルがあって。
控え室に戻ってからドラマーさん凄く凄く凹んでいた。
演る側はこんなに真剣なんだなぁ…と思った。
だから、分かるんだけどね。
自己満足じゃなくてちゃんとした音楽を提供したい。次に繋げたい…と思うのはプロなら当然。
あのイライラのぶつけ方は酷いけど。
ラストがね、素敵なんだ。
本物だった。
上手いドラマーはたくさん居るだろうけど、お兄ちゃんのドラムと生み出す曲が良かった。
気付いて良かった。