今、隣の州のハンプシャーでアトリエ公開型のアートイベントが開催中である(Hampshire Open Studio)。毎年何軒かのアトリエにお邪魔して、ガラス細工とか陶芸とか、彫刻などの作品を見るのが楽しい。


例えばこのアーティストは金属で大小様々な鳥を作っている。







大きいのは置き場所に困るが、小鳥ならなんとかならなくも…でも見えるかな?すごい値段である。約4000ポンド、80万円ほどする。宝くじでも当たらないと買えないなあ。大きいのはもちろんずっとずっとお高い。この人は有名なアーティストなんである。




これは鳥アーティストさんの息子さんの作品。楽焼きにはまっているそうだ。



息子さんは無名なのでお手頃価格になっている。それに色合いや手触り等、なかなかおもしろい。買ってもいいんだけど…、買ったらどこに飾ろうか?リビングのあの棚を掃除して…今置いてるのをあそこに移して…とか考え始めると面倒臭さが先に立つ。右上の青い鉢とかを洗面台に加工すると毎日爽やかな気分で洗顔できそうだが…綺麗だよね。


そこから次のアーティストさんのところへ移動する際、ろばの群れに遭遇した。



人も犬も誰も付いていない…でもろば達はどこに向かっているのかわかってそうだった。街中でろばの放牧?…イギリス人は動物には親切だから、こういうのにでくわすと辛抱強く通れるようになるのを待つ。クラクション鳴らしたり、車で威圧したりはしない。みんな待っているので、わたしが車を停めて撮影する時間も十二分にあった。


ここはRingwood という街の郊外で、そういえば前もこの近隣でろばがたむろしている一角を通ったことがある。同じ飼い主のろばなのか、それともこの辺はろばを放し飼いにするのが日常的なのか…


もうちょっと東に行けばNew Forest National Parkでそこではろばだけでなく、野生の馬や鹿やいろんな動物が自然に生きているけど、ここはまだ見ての通り住宅街だよ。