イギリスの良いところは、夏でも肌寒いので年中編み物ができること。うちの方は海からの風で最高気温が30度に届く日が1年に1度あるかどうかぐらい。今朝の天気予報で言っていたけど、最高気温が20度ちょっとぐらいで平年並みらしい。外で日向にいると半袖でもいけるけど、室内では長袖の上着が必須。とはいえ晴れていればそこそこすごしやすい気候ではある。


編み物、最近は棒針編みばかりでかぎ針編みは全然やってない。またかぎ針の編み方を忘れてしまうな。棒針編みは高校生の頃からなんとなく編んでいたので、しっかり記憶に残っているけど、かぎ針編みはおば(あ)さんになってから始めたので、すぐ忘れてしまうんだな。



今製作中のレッグウォーマー。二目ゴム編みとメリヤス編みをひたすら輪針で編んでいる。目を減らしたり増やしたりしなくていいので楽だけど、ちょっと飽きる。なのでなかなか進まない。10月までに完成すればいいから、なんとかなるでしょう。



これはちょっと前に完成したロールケーキ(のつもり)。黄色いのは栗のクリーム(のつもり)。うーん、モンブラン、食べたくなった。栗きんとんの栗ももう長いこと食べてないな。これもひたすらメリヤス編み。目の加減もなし。間違えた部分も巻き込んで隠せた。



ロールケーキは編み物サークルの共同製作物の郵便ポストの帽子の隅っこに入れてもらった。サークルでは月ごとにテーマを決めてポストの帽子を作っていて、来月のテーマはスィーツ。わたしはそもそも技量が足りないし、先月まで試験監督の仕事していたから、帽子作りに参加するのは久しぶり。


ところでさ、ゴム編みとかメリヤス編みとか、編み物用語を英語でどういうか。ゴム編みはrib stitch。ribってスペアリブと同じ、肋骨のことだよ。まあ言われてみれば、なんとなくわかるか…メリヤス編みはstocking stitch。ガーター編みはそのままgarter stitch。多分靴下および靴下留めをその編み方で編んでいたから、そういう名前なんだろうね。あと表目がknit、裏目がpearl…日本語からは見当もつかない単語ばかりで、最初は辞書を引き引き、書き留めつつ編んでいたよ。