今朝起き抜けにメールをチェックしていると、前に所属していた卓球クラブのエライさんで、今でも練習会やらリーグの委員会やらで繋がりのある人からメールが入っていた。


なんでも、「酷い喉頭炎で電話できないんだけど、お願いしたいことがある」とかなんとか。「大丈夫なの?できることなら手伝うよ」と返信した。この時点では特に疑ってない。委員会関係で頼まれ事があるのかもしれないし。


すると「懇意にしている女性が、ステージ4のガンだと診断された。彼女はコロナで去年一人娘を亡くしたし、本当に災難続き。今日は彼女の誕生日なので、アップルのギフトカードを送ろうと思う。オンラインで買おうとしたができなかった。今ちょっと出先なので、代わりにスーパーかどっかで買ってきてくれるかな。200ポンド分。お金は後で必ず返すから」



この辺でもうすごい違和感。この人は80歳近いおっさんで、親しい人へのバースデーにアップルのギフトカードなんて思いつくはずがない。お花とかお菓子とかもっと真っ当で昔気質の物をプレゼントするはず。それに200ポンド(4万円弱)もの買い物なら、わたしなんかには頼まない。またお金は先に振り込んでくれそう。そういうちゃんとした人なんである。しかも電話できないほど喉が悪いのにどこに出かけてるんだよ?出かけられるなら、自分でスーパー行けるじゃん?


「わかった。ギフトカード買えばいいのね?」と返事してみると「買ったら、包装を解いてカードをだし、裏面のPIN(個人コード)を送ってくれるかな?」


プレゼントなのに包装を解いて中身出す?個人コードを送れ?詐欺しかないよね、こりゃ。


ということで、その人本人に電話してみた。普通に話せるし、「そういうメールは送ってない、そりゃ詐欺だよ」だって。


ということで、そこで差し出し人をブロック。最初に返事した時点でわたしのメールアドレスが実在することがばれちゃったから、これからも似たようなメールが来るかも?最悪わたしになりすまして悪事を働くことも可能か?それは困るなあ。