先日、日本に書類を書留郵便で送った。A4サイズの紙一枚だけを普通の手紙サイズの封筒で送ったが、書留、というか追跡調査できる郵便だと送料が6.9ポンド、1100円ほどもかかる。失くしても再発行できる書類だし、宛名人以外は悪用できないものだけど、ちょっと急いでいるので、「保険」のため書留で送っといた。


普通イギリスから日本への郵便は4、5日で届く。しかーしその書類は3月30日に送ったのにまだ届かないという。ということで、追跡番号で調べたら、



なぜかヒースロー空港からアイルランドのダブリンに送られ、その辺で留まったままであることが判明した。ちゃんと宛先にJAPANと大きく書いてあるのにである。


イギリスの郵便局はツイッターにカスタマーサービス用のアカウントを持っていて、そこに相談しようと書き込むと、(イースターの祝日で)火曜日まで休業だと。



まさに万事休す。急いでいる時に限ってこれだ。


アイルランドへ行っちゃった封書は行方不明になっている恐れもあるので、再発行し、再送することにした。カスタマーサービスは火曜日までやってないが、集荷は土曜日にある。確認しに郵便ポストを見に行ってきたら、ちゃんと次の集荷は土曜日だった。郵便局はコンビニが兼ねているので、イースター中もやってることはやっている。んー、書いていて不安になってきた。


今まで、日本に何度も郵便を送ってきたが、通関に時間がかかったことはあっても、他の国に送られるなどの災難はなかった。今回は書留という保険をかけた意味があったことになる。追跡できなければ、アイルランドに送られているとはつゆ知らず、もうちょい待ってみようと思ったに違いない。


ところで、アイルランドは行ったことがないが、わたしの印象はまあまあいい。それは小学生の頃に読んだこの詩による。



作者は丸山薫。「日が照っても雨が降る」というのはいわゆる「キツネの嫁入り」のことだろうな。実際アイルランドは雨が多そうだ。天気予報を見る限りアイルランドはいつも雨雲に覆われている。