昔々、このブログで、プール総合病院の新生児科ではそこで生まれた未熟児にタコのあみぐるみをあてがっている、タコのあみぐるみがそばにあると未熟児が安心して順調に発育する、という感じの地元紙「ボーンマス・デイリー・エコー」紙の記事を紹介したことがある。


調べたら2016年11月の記事だった。思ったほど昔でもないな。


ところでアメブロで昔の記事を探すのってすごい大変。特にいつ頃書いたか覚えてないと、ブログを始めた2014年5月からひとつひとつの投稿のタイトルをチェックするほか手がなかった。


2016年11月の記事 タコのあみぐるみ


とにかく当時は、自分にはあみぐるみなんて絶対作れないと思っていた。かぎ針編みはやったことなかったし、棒針編みも、仕上げを毎回母に頼っていたので、1人では完成させられない状態だったから。


去年、プール市内で編み物サークルが始まったので思い切って参加した。そしたらかぎ針編みの基本や棒針編みの仕上げをみんなに教えてもらって、なんとかいろいろ作れるようになった。


編みながらおしゃべりしているうちに判明したのだけど、編み物サークルのリーダーさんはプール総合病院の新生児科で事務をしていた人だった。そう、その新聞記事のタコのあみぐるみプロジェクトの主導者のひとりだったんだ。


彼女は定年退職後、編み物サークルを始め、それ以来毎月テーマを決めて郵便ポストの帽子を作っている。テーマは4月はイースターで、5月は戴冠式で、6月は森の動物で、7月は海関係らしい。彼女1人で作る月もあるし、サークル参加者が分担することもあるが、7月は分担の月。海関係だから、タコ編んでみた。



これ実は一番簡単な編み方だけでできるタコ。でも6年半前は絶対無理だと思っていたのが、今は編めるようになった。自画自賛するけどすごくない?何事も始めてみて損はないね。あんまり才能ないから出来はイマイチだし、時間もかかるけど、一応かわいいタコができたよ。


ちなみに4月のイースターもみんなで手分けしたんだけど、わたしは手前の白いお花ひとつを編んだ。



来年はひよこぐらい作れるようになりたいな。タコもそうだったけど、意外に簡単かも。