飽きっぽいわたしだが、編み物はまだ続けていて、



今回棒針編みとかぎ針編みの両方を使ってショールを完成させた。本体がメリヤス編み主体の棒針編みで飾りの黄色い花をかぎ針で編んだんだ。ところどころ間違ってるからじっくりみないでね。


かぎ針はイギリスで始めたから、用語関係は全部英語。シングルクロシェとかダブルクロシェとかは、日本語だと細編み、中長編みとかいうらしい、と大阪の友人が教えてくれた。細いとか中長とか主観的な形容詞を使ってはっきり言わないところが日本っぽいね。


逆に棒針は昔ちょっとやっていたので、用語は日本語でしか知らなかった。棒針編みの本をイギリスで買ったのだけど、



第一段からKとかPとか意味不明な略語が目白押し。



巻末の略語一覧を見て、さらに辞書を引いてやっと、

K=knitで表目、P=purlで裏目のことと理解する。やれやれである。このショールは目の増減がないし、いわゆるメリヤス編みとガーター編みしか使わないので、KとPがわかれば編めたんだけども。


え?メリヤス編みやガーター編みを英語でどういうかって?さあ…大体メリヤスって英語じゃないし(スペイン語のmediasかポルトガル語のmeiasが語源らしい)、knitとpurl知ってたらその組み合わせでなんとかなるのでわからないなあ。特別な名称はないっぽいような…わかったらまた書きます。


そうそう、棒針編みで終わりはいつも母か友達にやってもらってて、とめ方?閉じ方?のやり方を知らなかったんだけど、今回こっちのサークルの人に教えてもらったら簡単ですぐできた。少なくともガーター編みの伏せどめのことは英語でcastingというみたいね。昔ゴム編みをとめようとしてすごく苦戦した覚えがある。きっとゴム編みはガーター編みと違うやり方なんだろうな。


棒針編みもかぎ針編みも、大昔に買った毛糸があって、それを捨てるのはもったいないからやってるにすぎない。やってて苦痛ではないけど、時間を忘れて編み続けるほど好きではなく、またもともと不器用だからよく間違える。間違えたのに気づいてほどこうとしたら、目がとんでしまい焦ることもしばしば。サークルの人は売り物になりそうなものを作る腕前だけど、わたしは売り物はもちろん、他人様に貰っていただくにもおこごましい物しか作れない。しかも隙間時間にちょこっとやるだけなので、それにやり方を忘れていてYouTube検索からやり直すことも多いので時間がすごくかかる。


まあでも、ショールもその前に編んだ帽子も使えるし、編み物のやり方を知ってて損はないし、細々と続けようと思う。でも手先を使うからって認知症の予防には役立たないと思う。母はしょっちゅう編み物をしていたけど、ああなったからね。



去年の秋、かぎ針編みで編んだ帽子。これはあんまり間違えずにできたよ。