広島県広島市安佐北区の可部から三篠川沿いに江戸時代の頃の吉田道が


所々に残されています。


ほとんどの道は舗装されていてその頃の面影はほとんど残っていませんが


安佐北区白木町三田林付近にその当時の石畳が残されていると


図書館で調べた本に載っていたので、行ってみました。


$ありんこの自然観察日記-吉田道


川沿いの記念碑みたいな石碑がある場所に車を止めて、芸備線の踏切を越えて少し登った所から


吉田道に入る。


ピンクの線の左側から入って左側の線の所まで歩く。


GPSで軌跡を残したので、多少の誤差があるけど


ほぼ正確に道を記録してあると思います。


$ありんこの自然観察日記-吉田道


林の集落からの吉田道の入り口



舗装していなくて、砂利がひいてありました。



$ありんこの自然観察日記-吉田道

大体こんな感じの道をしばらく歩くと


$ありんこの自然観察日記-吉田道


火葬場址


これは恐らく、明治時代か昭和初期以降の遺跡かと・・・


昔は土葬が主で、あまり火葬にはしなかったらしいです。


さらに先に進むと、個人所有のお墓が見えてきて


上り坂と呼べるほどの傾斜はないけど、中山峠に到着


この中山峠は地図には載っていなくて、昔の吉田道の事が書いてある書籍に出てくるぐらいで


地元の人も知らないと思う。


峠をすぎると


$ありんこの自然観察日記-吉田道

ようやく今回の目的である石畳の街道が現れました。ラブラブ!


$ありんこの自然観察日記-吉田道


木漏れ日の中を石畳を踏みしめながら歩く。


楽しいです。ニコニコ


$ありんこの自然観察日記-吉田道

近くで見ると石畳はこんな感じ。


$ありんこの自然観察日記-吉田道


しばらく歩くと栗原集落の出口に到着


ここで地元の人に出会ったので吉田道のことを聞いてみると


よくわからないとの事


地元の人にすら忘れ去られてるみたいです。


ただ、この辺りは水害とかで大分流されて、痕跡がほとんど残っていないらしい。


資料によると、石畳は白木山から木を切り出して運ぶのに石畳だと運びやすいので敷設したらしい。


大分水害とかで石畳が壊れて、でこぼこの場所もあったけど


以前はもっときれいになっていたのでしょうね。