
大久野島が毒ガスの島といわれるゆえんである、毒ガス貯蔵庫
もう毒ガスの効能は残っていないと思うけれども、いまだに立ち入り禁止になってます。
さすがに製造工場は残っていないけど、資料館の中にその当時毒ガスを製造していたプラントの
一部が展示してあります。

そもそも毒ガスを詰めてある弾丸とか容器が保管してあるだけであって
保管してるだけで外に毒ガスが漏れ出してくると兵器として機能しないのだけれども・・・
大久野島に米軍が進駐してきた時に毒ガスを処理するのが面倒くさいので(多分)
火炎放射器で焼きはらったと、説明版には書いてあったけれども
その性で容器が溶けて毒ガスが漏れ出した可能性もあると思うのだけれども
熱で化学反応が起きるのでしょうか?
専門家では無いので良く分かりません。

結構な大きさなので中を見てみたかったですが、毒ガスが残ってるかどうかはともかく
立ち入り禁止と書いてある場所には、どこの場所でも入らないようにしてるので
外から眺める事にしておきます。
ちなみに風雪と潮風にさらされてるので、毒ガスはもう残っていないと思います。
それにしても ここ 大久野島は毒ガスの島というイメージが先行し過ぎているような気がします。
なにかそれがちょっともったいない気がしますね。
本土から近くて島内に車が送迎バス以外走っていなくて
軍事遺跡とはいえ昔ながらの建築物が割合保存状態が良く残っていて
島の頂上付近の展望台から見る景色は多島美と呼ぶにふさわしい景色が見られるのに
だれに聞いても毒ガスの島とひとくくりにされてしまってます。
離島気分が味わえるのに・・・
私はウサギと廃墟の島と呼ぶだけで良いと思うのですけどね。

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