広島県広島市に天神川駅というJRの駅がありますが


この天神川駅の名前の由来になった天神川の源流が家の近くにある尾長天満宮の境内の裏から


流れていることを知ってる人は少ないかもしれません。


昔は尾長天満宮を下って平らになった所に大きいコンクリートで両脇を固められた


川というかドブ川が流れていたのですが、十年以上前に蓋をして暗渠になって


今は道路の下を流れています。


私が子供の頃はそのどぶ川でよく遊んでましたが、大水が出るとたまに鯉とかフナ


なぜか金魚までいたなかなか面白い川でした。


その尾長天満宮を下った所から東に折れ曲がって、二葉中学校の西側を南に流れていて


今は看板だけになってる「がらがら橋」に繋がってました。


私自身は「がらがら橋」は見た事が無いのですが、看板が立ててあるのでなんとなく推察できます。


そこから先は私には分からないのだけれども(なんせ子供の頃のことなので)


二葉中学校の前のどぶ川は私がその中学校を卒業するまでは


ちゃんと川が見えていたような覚えがあります。


その道は小学校と中学校が隣接してるので安全上の観点から蓋をして道路を広くしたのでしょうね。


今思えば写真を撮っておけば良かったと思っています。ガーン

さて天神川の源流域ですが

$ありんこの自然観察日記-天神川

こんな石碑が建てられています。


菅原道真が大宰府に流される途中にこの石に座って休まれたらしいです。


それを記念してここに尾長天満宮が出来たらしい。


菅原道真が大宰府に流された時は、海岸線が尾長天満宮の少し下側にあったらしいですが


今は海岸線は干拓されたりして、遥か彼方にあります。


天神川源流はこの石碑の右側をちょろちょろっと川とは呼べないぐらいの水が流れていて


本当に源流らしく清涼な水が流れています。


この裏山の沢山の木々が水を蓄えてるのでしょうね。


この菅原道真公腰掛石の場所には尾長天満宮の境内の右側から行くことが出来ます。