広島城二の丸

$ありんこの自然観察日記-表御門正面

この写真は表御門です。

広島城に現存してるのは二の丸と本丸だけで、後は都市開発などで無くなってしまいました。

本丸と二の丸は内堀の中にあり、城の外から二の丸に入るにはこの御門橋を通って入ります。

ここ二の丸は以前は表御門ほか他聞櫓は原子爆弾で焼失して以来石垣後だけが残っていたのですが

十年ぐらい前に再建されました。

$ありんこの自然観察日記-御門橋

御門橋を堀の外側から見た所です。

$ありんこの自然観察日記-表御門

正面にある櫓が平櫓で、そこから堀に沿って櫓がありその場所を多聞櫓といいます。

$ありんこの自然観察日記-多聞櫓

手前が平櫓で、写真右後方に向かって多聞櫓が堀に沿って続き、奥の角に太鼓櫓があります。

ありんこの自然観察日記-太鼓櫓

この写真は二の丸の中から太鼓櫓を見た所です。

この太鼓櫓は時間を知らせるために太鼓を鳴らしていたことからその名が付けられたそうです。




この二の丸にある多聞櫓は、中を見学できるようになっていて

多聞櫓の造りを中から見学できるようになってます。

中には色んな展示物があって、備中の浅野家であった有名な「忠臣蔵」の物語やお城の模型などが

あります。

平櫓と太鼓櫓にも繋がっていて見学が出来るようになっています。

太鼓櫓には太鼓が置いてあって、これが結構大きい和太鼓でこれを鳴らすと遠くまで聞こえたのでは

ないかと思ってしまいますね。

もちろん江戸時代のものは現存してませんが、恐らくこのぐらいの大きさの和太鼓だったと思います。

この多聞櫓は昔の資料を調べながら造られたので、細部まで再現されていると思います。

こうしてみると、広島城が焼失したのはもったいないなぁと思います。

確か明治時代は国宝に指定されていたのではなかったでしょうか?

明治維新があって、幕末の動乱を乗り切って

明治時代にかなりの城が取り壊される中、残っていたのに・・・

残念ですね。