
島根県の三瓶山の麓にある三瓶小豆原埋没林公園です。
ここは昔、三瓶山が噴火したときに三瓶山の一部が崩れその一部が小豆原の谷に
土石流として流れ込んで
そのままの状態で杉とかの樹木が保存され最近になって発見されました。
この公園の地中に杉とかが保存されて展示してあります。
埋没した時期がパンフレットによると、縄文時代らしいです。
さすがにこれぐらい埋没してると杉は死んでしまうみたい。
杉の種とかが残っていないのかと思うのですが、聞いたことが無いので
発芽するような種は無いのでしょう。
以前、古代のハスの種が発見されてそれを育ててみると発芽したと言う話を聞いたことがありますが
杉とハスでは種が死んでしまう時間に違いがあるのかも知れませんね。
どこかの公園に古代のハスという形で展示してあると聞いたことがあります。
ここ小豆原は埋没林の杉を見てみると、巨木がたくさんあったみたいです。
縄文時代は林業とかはおそらく無かったので、あまり大きい樹を切り倒す技術が無かったのかもしれません
もしくは火を起こすのには、針葉樹は適してなかったのかも?
もっと麓に広葉樹林帯があったと思うので、その辺の樹木を利用していたのでしょうね。
針葉樹の種子が食べられるのかどうかは、私も良く知りませんが
広葉樹のどんぐりは加工すれば今でも美味しい?種類があるらしいです。
以前近くの山でどんぐりを採って殻をむいて生で少しかじった事があるのですが
苦くてとても食べられるものではなかったような気がします。
でも山の近くのおみやげ物屋さんではどんぐりのクッキーとかとち餅とかを売ってるので
美味しい種類があるのでしょうね。
家の近くの山でもいろんな種類のどんぐりが落ちてますが
以前の経験からとって食べようとは思いません。
話を戻すと
三瓶山にある小豆原に埋没してる杉は生きているか死んでるかは別にして
屋久島にある縄文杉と年代が同じかもしくはそれ以前に生まれた樹だということになります。
今 屋久島にある縄文杉と呼ばれてるのは大体樹齢が縄文時代に育った樹ですが
三瓶山の小豆原にある杉は、縄文時代に今の大きさで埋没してるので
それより遥かに昔に生まれた樹ということになります。
北アメリカ大陸にあるカナダにはとてつもなく大きい針葉樹林の森林があるらしいのですが
そんな感じでここ三瓶山一帯は巨大な針葉樹林の森林があったのでしょうね。
今 そんな森林地帯があったら、それこそ世界遺産に登録されるかもしれません。
でも そんな巨大な杉が生えてたら、おそらく現代までに昔の人が切り倒していたでしょうね。
ここ石見・出雲地方はたたら製鉄が有名で鉄の産地でもあったので
薪として使われていたかも
三瓶山が神様が住んでる山とか信仰されてれば別ですが・・・
どうでしょうか。