6月14日
梅雨のだるさは水を吸ったスポンジ


梅雨は湿気が体に害をもたらします。

それは湿邪。

湿邪はスポンジが水を吸って重たくなった状態に似ています。

水を吸って、冷えます。

体もスポンジと同じように冷えやすく、重だるくなります。

普段から体内の水分代謝が悪く、むくみやすい人は、湿邪の影響で悪化する可能性があります。


湿邪は消化器系脾胃の機能を低下させます。

胸やお腹がすっきりしない、残便・残尿感がある、下痢、むくみ、頭・手足・体の重だるさ、関節の痛み、尿のにごり、おりものが増える、食欲不振、目やに、痰、鼻水などの症状は湿邪の影響からです。

梅雨の時期によい漢方

全身の水溜まりに五苓散(ごれいさん)
のどが渇いて水分を欲するけど飲んでいる割に尿量が少ないこと。全身がむくむ、めまいがする、頭痛があるなどの方におすすめです。

配合生薬
沢瀉(タクシャ)、猪苓(チョレイ)、蒼朮(ソウジュツ)、茯苓(ブクリョウ)、桂皮(ケイヒ)


上半身の水溜りに苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)
めまいや立ちくらみ、ふらつき、動悸、息切れなど上半身の症状でお悩みの方におすすめです。

配合生薬
茯苓(ブクリョウ)、蒼朮(ソウジュツ)、桂皮(ケイヒ)、 甘草(カンゾウ)



下半身や関節の水溜りに防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

脚がむくむ、関節が腫れる、関節が痛い、よく汗をかきやすいなどでお悩みの方におすすめです。

配合生薬
防已(ボウイ)、黄耆(オウギ)、蒼朮(ソウジュツ)、生姜(ショウキョウ)、大棗(タイソウ)、甘草(カンゾウ)


梅雨の時期に食べるとよい食材


・梅雨の湿気(湿邪)からの胃腸の機能を高める食材
米、長芋、じゃがいも、とうもろこし、キャベツ、いんげん、しいたけ、たら、いわし、すずき、かつお、さば、鶏肉、牛肉



・体にたまった余分な水分を排出する食材
はとむぎ、黒豆、小豆、空豆、冬瓜、金針菜、とうもろこしのひげ、はも、すずき


・体を温めることで体内の水分代謝を高め、湿気を汗として発散させる食材
ねぎ、しょうが、パクチー、三つ葉、みょうが、ししとう


・体内の気の巡りをよくし、湿邪を追い払う食材
 うど、ジャスミン茶、陳皮


・余分な熱をクールダウンさせながら、湿気を取り除く食材
緑豆、豆腐、きゅうり、セロリ、そば