こんにちは!
アンティークウォッチマニア店主の工藤です
毎日忙しく過ごしていると
時がたつのを忘れる
とはよく言いますが
こんなに時計に囲まれて
生きている私でも
時を忘れてしまうんだな
と、ちょっと可笑しくて
笑ってしまいました
時を感じるのも
たまには時を忘れるのも
その1秒1秒を大事に
生きていきたいです
前置きはこのくらいにして…
さて今回は
【ジャガー・ルクルト/Jaeger-LeCoultre】
の歴史を紹介していきたいと思います
こちらはジャガー・ルクルトのロゴです
ジャガーの“J”とルクルトの“L”
二つが合わさった形ですね
なぜこのような形になったのか…
歴史を辿っていくと
きっとわかると思いますよ
ジャガー・ルクルトの創業は1833年。
アントワーヌ・ルクルトが
スイスのル・サンティエに開いた
小さなアトリエが始まりと言われています
時計の制作に必要な工具まで自作
していたアントワーヌ・ルクルトが
ミリオノメーター
を発明したのが1844年
ミリオノメーターとは
ミクロン単位を測定できる工具で
時計の精密部品の製造を可能にしました
1847年には
ゼンマイの巻き上げと時刻合わせに
鍵を必要としないシステム
竜頭巻き時計を発明
当時の懐中時計は
基本的に鍵が必要だったのです
そして4年後、ロンドンで開催された
第一回万国博覧会では
タイムピースの精度と機械化の実績が
認められ金賞を受賞しました
凄いですねえ
その後、アントワーヌ・ルクルトの息子
エリー・ルクルトが2代目となります。
1866年には、ジュウ渓谷ル・サンティエに
本格的なマニュファクチュール
LeCoultre & Cie
を作りました
お馴染みのマニュファクチュールが
出ましたね笑
ジュウ渓谷では初となる
マニュファクチュールでした
そこで働く従業員はまもなく500人を越え、
ジュウ渓谷のグランド・メゾン
と呼ばれるようになります
1900年までに350種類以上の
キャリバーを製造
また1902年以降、約30年間に渡りあの
パテック・フィリップ向けムーブメントの
大半を製造していたのですから
驚きですよね
世界最高峰のパテック・フィリップに
機械提供なんて凄すぎます
そして1903年、
運命的な出会いが訪れます
パリの時計職人エドモンド・ジャガーが
スイスの複数の時計職人に
超薄型ムーブメントの開発製造を依頼
LeCoultre & Cie社では
アントワーヌ・ルクルトの孫にあたる
ジャック・ダヴィド・ルクルト
がこの難題に挑み、超薄型懐中時計の
コレクションを完成させました
これをきっかけに、後の1907年、
ルクルト製キャリバー145を作成
世界で最も薄い
厚さ1.38mmキャリバーの誕生です
協力関係で、深い友情が芽生えた二人は
ルクルトの技術
ジャガーのセンス
を融合させ
瞬く間に素晴らしい時計を生み出します
1928年アトモス
気温の変化を動作エネルギーに変えて
動く永久置時計です
1929年キャリバー101
世界最小の手巻きムーブメント
1931年名作レベルソ
ポロ競技の激しい衝撃にも耐えられるよう、
時計本体を回転させ裏返しにすることで
文字盤や風防を守る仕組みを持ちます
今なお人気の名作ですね
こうして、1937年
協力関係にあった両者は統一し
ついにジャガー・ルクルトが誕生しました
ジャガー・ルクルトはその後も
1953年にリューズを持たない
フューチャーマティックを開発
1956年には世界初の
自動巻きアラーム時計
メモボックスを発明
と、数々の特許技術を考案しつつ
時計界をけん引してきました
以下の動画では
そんなジャガー・ルクルトの歴史が
まとめられていますので
ぜひ見てみてください
どうでしたか
ジャガー・ルクルトの歴史を
感じ取っていただけましたら幸いです
それではまた次回の記事で
お会いしましょう
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