万年壺とは胴が丸く張った形状で底裏は平底の壺の事を言い、名前の由来は中に穀物を入れ「万年の糧を蓄える壺」と言う意味で明器として墓に入れられた処から名付けられました。





その為、殆どが中に穀物が入った状態で出土され内、外側共にかなり汚れた状態となっています。

現在私達が目にする美術品と言われる物は殆どが出土後綺麗に洗われた物になります。

本品は胴体と蓋が逸れてしまったと思われます。

万年壷と言えば先ず白磁なのですが本品は化粧掛けの上部3分の2位に緑釉が掛けられ口の内側には白釉が掛けられています。

豊かな曲線にやわらかで深い緑釉の流れが趣きを感じます。

唐は長い中国王朝の歴史上、最も繁栄した時期と言われています。

国家の豊さが人心に影響を与え、陶工が造る焼物の形状まで豊かになるとはやはり骨董品は面白いです。





私の経験上ある程度骨董を収集してきた方は、魅力的な曲線をした万年壺をお持ちの様です。












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