「ガレの菊のシャンパン・クープ」 | 坐韻通信

「ガレの菊のシャンパン・クープ」

                           フランス ガレ ペア シャンパンクープ
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 ガレは日本の菊のことをとても知りたかったようです。
 「こと菊に関する興味が強かったことを窺わせる。 ただし、菊の植物学的な興味から捉えられたモティーフであったばかりでなく、ガレにとって日本を象徴する花としても認識されていた」 と「Galle and Japonisme」 展のカタログ(P138)その詳細が記述されています。
 このシャンパンクープはその日本の菊がモチーフになっています。 ガラスの形状も美しいのですが、やはり彫りの上に金彩を置いた菊の表現が麗しいですね。
 フット部分にサインが見られます。
 金彩だけというのも潔くて古色を高めています。


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                   フランス ガレ 1900年頃
                   ペアシャンパンクープ 直径10㎝ 高さ11㎝

                   アンティークギャラリー坐韻
                   www.gallery-sein.com