テネリフェ初日はこんな感じだったお庭(の一部)。

ここを初めて訪れた私には荒れ放題と言う感覚はなく、

その広さ、植物園クラスの大きなアロエベラやサボテン、

立ち並ぶパームの木に驚くばかりで

これから何が始まるのか、2人が何を目指しているのか見当もつきませんでした。


そのうちに地元の男性がやってきてパームに脚立をかけてひょいひょいと昇って剪定。(もちろん有料でのお仕事依頼)


次はチェーンソーでバッタバッタと切り倒されていくアロエベラ


ちなみにこの写真👇に写っているサボテン系植物は全部根から掘り起こして

処分されました。(したのは私達3人です)


大物を処理しつつ芝刈り機で刈った雑草を全て手動でかき集める

途方もない仕事も真顔


一台のトラックを手配できるから一カ所にまとめて山積みして置くように地元男性に言われ、
回収してもらうならこの際あの木もこの木もと剪定と伐採を進める夫妻。

山が積み上げられ苦役もいよいよ終了かと安心した時、とんでもないお知らせが


「トラックかい?
ごめんよ、無理だった」

「もう本当に絶望。
なぜ今言う?3日後ドイツに戻るって言ったよな?!
テネリフェだよここ、あなたの島でしょうに。
伐採した木々を放置して山火事でも起きたらどうするのさ!
消防署のヘリ🚁が山火事パトロールを毎日行っているほど注意が必要なのに!」
というのは3人で陰で話したことチュー

とにかくスペイン(カナリア)のローカルさんと我々とで「約束」と「時間」の観念が違うのはどうしようもないので、夫妻が相談して敷地の隅に万里の長城が如く積み上げて水をかけ、腐葉土化を促す粉末を撒いていこうということになりました。
②につづく