私と親友Eちゃんは私達夫婦が駐在時代に住んでいた田舎街で出会いました。
私達は街の中心(と言うほどの中心でもないが)、Eちゃんは丘の上のエリアに住んでいて
ある日街のアジア食堂でEちゃんにナンパされて😆から全てが始まりました。
私より2つ年上の彼女は20歳の時から日本で働き、ブラジルの家族に仕送りをしながらも充実した日々を過ごし、
その後日本で知り合ったドイツ人の年下恋人(のちに夫となりその後離婚)を経済的にも支えていました。
ドイツ人の夫の帰国に伴い「夢が叶って住んでた日本」を泣く泣く離れドイツに移住した彼女は、
慣れないドイツ生活と日本への思いでアジア人を見ると日本語かどうか聞き耳を立てていたそうです。
そんな時、日本人など1人も住んでいないはずの田舎町のアジア食堂で
日本語が聞こえてきて「奇跡」と思ったそうです。
あの時Eちゃんが食事中の私達のテーブルに眼光鋭く歩み寄り
「あなた達は日本人ですか?私も日本から来ました。
もしよかったら一緒に話すこと大丈夫ですか?」
と勇気を出してナンパしに来てくれた勇気に感謝しています。
あの日からそろそろ13年になります。
現在Eちゃんは同じエスリンゲン郡の違う町に住んでいますが、知り合いや行きつけのお店などあり
月に数回は元の街(元私の街)に行くので、先日は私もお供しました。0
曇り空なのが残念ですがやはり大好きな街並みです。
ここが出会いの場所。
ここは私が頻繁に覗いていた中古用品店。
侮ってはいけない隠れた名店です
日本人の私にとってはかなりの掘り出し物があったりしたのです
WMFのビンテージキッチン用品や、ドイツブランドのビンテージテーブルウェア、
その他にもスタンドベースがロレーヌガラスのランプなどもこのお店で購入して
今も大事に使っています。
ランチはEちゃん&現地で待ち合わせしたもう1人の友達と別行動をして
私達夫婦が大のお気に入りだったイタリアンレストランにひとりで行きました。
ここで面白いことがあり、
私がGoProを自分に向けてセットしているのをみて
「Sind Sie eine Journalistin?あなたはジャーナリストですか?」
と聞かれ「いいえ」と答えるとGoProの値段など聞かれて話は終わったのですが
「なるほど、そう言うことか!」
と思ったのが、 Tageskarteターゲスカルテ(ランチの日替わりメニュー)には
小さなサラダが付くのですが、私はあの頃毎回オーダーしていたカルツォーネ(日替わりメニューではない)
をオーダーしたのでサラダは付かないはずでした。
ところがオーダーの時に
「サービスでサラダをつけたいのですがドレッシングはバルサミコとザーネ(クリーム)どちらがいいですか?」
と聞かれたのです。
単純に「ラッキー♪」と思ってクリームドレッシング(日本でいう白いフレンチドレッシング)を
お願いしたのですが、
これはきっとジャーナリストだと思ってのサービスだったのかも知れません。
ジャーナリストかどうか質問されたのがサラダをサービスしてもらった後だったので
「ちぇっ」と思われたかも知れませんね
このカルツォーネが本当に好きで
アーティチョーク、マッシュルーム、ハム、チーズやソースがたっぷり詰まって
変わらない美味しさでした。
この後Eちゃんともう1人の友達と合流して
アイスクリーム屋さんへ。
このお店も元自宅の近所で、夏場は夫の帰宅後にちょくちょく行ったものです。