サクラの季節は短いですね。寂しいですが近所のソメイヨシノはもう葉桜になっています。
今年も見事な咲き姿に、通るたびに見惚れていました。
そして我が家では紫陽花が準備を始めたようです。
季節はこうして移ろうのですね。
自家製酵母のパン作りでは『発酵時間は◯◯分』という指定がとても難しいです。
その日の元種のコンディション、日々の気温や湿度によって数時間単位で発酵時間が変わるからです。
レシピ検索すると「8〜24時間発酵」なんていう表記も珍しくありません。
※何度も繰り返しパンを焼くうちに生地状態で判断出来るようになります。
市販の製パン用イーストを使うと通常全工程4時間くらいだと思いますが、
自家製酵母のパンは24時間〜かかるので、生地のご機嫌を読み損なうと睡眠時間に影響します
先日、実家行きの2斤食パン（角・山）を仕込んでいたのですが、
「いつも通り６時に起きたらちょうどオーブンに入れられそう」と見込んでいたのが
就寝前に見るとなんだか酵母のやる気が凄くて、明朝6時では過発酵になる予感しかない
ということで３時に目覚ましをかけねばならぬことに
3時間睡眠で半分寝ぼけて起きて行くと、やはり予感的中で「今オーブンに入れてよ！」の状態。起きてよかった〜
こちら👇粗熱も取れてパンが安定した早朝4:20
とても綺麗な山食です。
続いて角食も５時には焼けていました。
こちらは少しだけ発酵が進みすぎでした
さて、2本焼けましたが
5時から二度寝なんてもってのほかなので、夫が大喜びしそうな朝ごはんでも作っておこうとピーマンとソーセージを炒めておきました。
はい。ナポリタンです。
いつでもいっぱい食べたいほどナポリタンを愛する夫ですが平日の遅めの夜ご飯にパスタは、、、あまりにも罪
「朝食なら気にせず満腹までナポリタン食べられるのに〜
」
と意味ありげに幾度か言われていたのです
作ってみると確かに朝6:30のナポリタンは魅惑
パルメザンを削って召し上がれ〜。
案の定、大喜びしていました
無事に揃った2斤食パン×2。
お疲れ様、私
※「冷蔵庫で低温長時間発酵すれば、睡眠時間に影響しないはず」というのはパン焼き上がりのタイムリミットがない時の話で、
低温長時間発酵のあと復温(生地を常温に戻す)をせずに冷たいまま焼くパンもありますが(サワードウブレッド他ハード系)
アルタイトなどの型で焼くパンは復温が不可欠です。
復温しないと熱伝導の良い外層だけしっかり焼けて、内部は火が通っていない状態になるからです。
復温以前の問題で、
万が一発酵不足だった場合は更に発酵に時間要し、タイムリミットに間に合わなくなるおそれがあります。
低温長時間発酵はそれだけに最短で8時間ほどかける余裕が必要だと私は判断しています。