<文章の多い長めの記事です>


親友カップル宅での過ごし方は

私達の関係通り「ゲスト」ではなく「家族」。

ゲストだと「あれ飲む?これ食べる?」「シャワー使ってね」「どこか行きたい?(退屈していないかな?)」など、あれこれ気遣いが必要で迎える側がストレスですよね汗


なので私は(最初から相談の上)冷蔵庫も勝手に開けますし、ネスプレッソから洗濯機まで自由に使い、起きる時間がバラバラなのでお腹が空いたら先に朝ごはんを作って食べます。食料品やトイレットペーパーなどが切れたらケラー(地下収納庫)から取ってきて補充もします。


面白いのは親友カップルはスーパーなどで食品の在庫状況を私に聞くのですよキョロキョロ

「ねぇ買っておかないといけないものってなに?牛乳(常温保存)何本あった?」と。


私が「普通の牛乳とラクトーゼフリー牛乳が一本ずつ。ジュースは在庫なしで炭酸飲料だけ。あと今朝でバターが終わった」

のように答えると親友カップルが声を揃えて

「Super!(完璧)グッド!

そして「あなたを日本に帰すわけには行かない」という毎度お約束の流れになります爆笑


早朝5時に目覚めた日、お腹が空いてしまった日本人夫婦はお土産とは別にみんなの軽食用に持ってきていたミニカップ麺をすすったり

夫が早朝にミーティングがあった日はコーヒーとトーストサンドを作ったり、Eちゃんのリクエストでチャーハンを作った日も

冷蔵庫の中身もキッチンについても熟知チューこれがお姑さんだったら地獄


見るたびに笑ったのがこちら爆笑👇

イヴに大人4人で作ったお菓子の家
こんなに可愛く出来たのに


数日で廃墟


話は変わって、今回スーパーで面白いものを発見💡これは私達の駐在時代には見たことがありませんでした。

枝豆の缶詰🫛

ドイツにも日本の名前のまま売られている食材があるのですよウインク

Azuki Bohnenアズキボーネン(ボーネンは豆)

Shiitake Pilzシイタケピルツ(ピルツはきのこ)

Kaki(柿)

りんごの品種にも「Fuji」があったりします。

また欧米で日本のカニカマがSurimi(すり身)の名で親しまれているのは有名ですよねウインク

私は駐在時代にSenfsalatゼンフザラートという葉物を見つけて、ゼンフはドイツ語でマスタード、ザラートは料理としてのサラダの他にサラダに使う葉野菜も指すので「からし菜だ!」と試しに買ったら本当にからし菜で、とても感動したの覚えています。


気になったのがこちら。

コアラというお菓子。

箱の形状まで完全にコアラのマーチ。

KuchenMeisterクーヒェンマイスター社はドイツの製菓大手ですが、これってロッテ社と契約があるのだろうか?

でもここまで同じだと販売権があると信じたいあせる

ちなみに欧州ではグリコ社がポッキーをMikadoミカドの名で販売しています。


そして私が新しいものに疎いのか、全く知らなかったのですが、イタリア料理のPinsaピンサをご存知ですか?PizzaではなくPinsa.

生地の一部を米粉、大豆粉、そば粉、ライ麦粉などで置き換えるレシピなので、100%小麦粉製に比べ胃腸への負担が軽減されるヘルシーフードなのだそうひらめき電球古代ローマからあるんですっておいで

そのPinsaのミックス粉をスーパーで見つけて👇

この時はA君をチームリーダーにみんなで作って食べました。

41〜50までの4人が学生のようにわいわいクッキング音譜

思えば私達夫婦とEちゃんが出会ってまだ12年、そのうち8年近くが遠距離です。

「人の縁」や「出会いの必然」について頻繁に考えるようになったのも彼女に出会ってから。

感謝して大切にしないといけないと思っています。


最後に、
お世話になる代わりと言っては何ですが、滞在中のスーパーの支払いをさせてもらったり、小さな事ですが空港の送迎時のパーキング代も払います。

親友カップルは「やめてよ〜ビックリマーク」と言いますが、ただでさえ日本と同じように高い水道光熱費が、私達の滞在中は増えてしまうのであせる

そして、家の資産価値を下げない為に持ち家を借り物のように丁寧に使い、掃除もプロの家政婦のように丹念にするシュヴェービッシュ。

(特に水栓周りひらめき電球硬水なのですぐにカリカリ汚れが着くのです。)

私達夫婦も駐在時代にものすごく気をつけてアパートを使っていたので、親友カップルの家でも掃除は積極的にするようにしています。

何の参考にもならないと思いますがシュヴァーベン地方(Schwaben)のドイツ人はとりわけ家を大事にしているので、お宅にお邪魔する機会があったらおうちを褒めると喜ばれます。



ドイツ駐在される(されている)方のご参考になれば。

私達夫婦は駐在時代の家で水道(キッチン、シャワー、洗面)を使うたびに最後に必ず水気を拭き取る事を習慣にしたり、壁にシミや汚れをつける度に同色塗料で補修をしたり、とにかく愛する我が家を大切に暮らしていたら退去時費用ゼロで伝説スターと言われました爆笑

駐在員は会社経由で家を借りるので、家主は会社側にかなり上乗せした修繕費を請求することが多いようですが(要求すれば払うと思われている)

その文化にあって修繕費請求ゼロと言うのは会社の歴史上初だったそう。

当時の人事部から駐在員家庭宛に我が家の例を挙げて「家を大切に使うように」と通達があったと後から聞いて驚きました🫢

とにかく家は綺麗に大事に使いましょうひらめき電球

これ南ドイツ、とりわけシュヴァーベン地方に駐在する方の一番の注意点かも知れません。