銀座アンティークアイ店長石井の日本そして世界横断日記 -2ページ目

銀座アンティークアイ店長石井の日本そして世界横断日記

アンティークバイヤー石井のイギリスを中心とした仕入れの姿や帝国ホテルプラザ4階の店舗を始め全国百貨店での販売をレポートします

パリでの買い付けを終えるといつもクルニアンクールの大きな通り沿いにあるレストランで食事をするのが習慣になっています。

途中で寄ってここで美味しい料理にワインを合わせてしまうと、

後から買いが甘くなってしまいます。

そのため仕入れを終えてから飲むようには心掛けています。

 

20代前半の時にアフリカや東南アジアを回っている際にはつい出されたビールや現地の強い酒を飲んで予算以上に買い過ぎてしまったことが多々ありました。

言い方をかえれば、「買い」が雑になっていたということでしょうか。

その時買った不良在庫を処分するのには随分と苦労しました。

 

さて、今日も馴染みのレストランで

まずはスープを頂きます。

ポテトのスープにオリーブオイルと揚げたパン、バジル、そしてブルーチーズ!が合わしてありました。



ブルーチーズを入れるという絶妙なアイディア、今度自分でも試してみたいです。

家族の反応が気になるところですが。

 

前回は時間がなく北駅近くのレストランに入り失敗しましたが、いつも行くここではハズレが少ないです。

 

勧めてもらった赤のボーヌのグラスも美味しく。こうした少しリッチな気分になれる美味しいワインをグラスで安く飲めるのもフランスでは嬉しいことです。

 


先日牧草を食べて育った牛の肉は穀物中心で育てられた牛の肉よりも健康に良く、フランスではよく食されているとテレビで見ました。

それもありステーキを注文。


しかし、和牛と比べると何とも干し肉のような乾燥したもの、ソースが掛かっていればまた違った印象だったのでしょうが。


ステーキはこのレストランでは微妙でした。

却って合わせてあったフレンチフライはなぜか美味しく、あまりフライドポテトは食べない私も箸いやホークが進みました。

お芋自体だけでなく揚げ物に使っているオリーブオイルがいいのでしょうか。

最期に飲んだサンテステフもグラスでいただけ有難かったです。

 

このレストランは5時半頃にはもう店じまいです。

場所柄近くの人が食べに来るというよりも、周囲にあるショップのオーナーたちと買いに来た観光客が利用しているということでしょう。

ランチとカフェを中心にして運営しているということです。

 

いつも2時頃にはクリニヤンクールを後にしていたので、夜も営業していると思っていました。

 

パリの中心部に戻り、お土産のお菓子を少し買った後、空港へ向かいました。

 

 

スペインの格安航空会社イベリアエクスプレスでパリからマドリッドに向かったターミナルでは、キヨスクのような小さなお店があっただけで他には売店やショップ、気の利いたレストランなどはなく驚いたのを思い出されました。

 

帰りはアップグレードすることなく通常の席だったので、ラウンジには入れません。

待ち時間を持て余すかとも思ったのですが、早めに空港に向かうことにしました。

 

北駅で空港行きの電車を待っていると、いつもならばこのまま電車に乗って寝てしまえばロンドンに到着するのに...と思えてきます。

運よく直通の列車がすぐに来ました。

 

RERで揺られること30分。

空港に到着。

列車を降りてから長い通路を歩き続けます。

途中、見るとチェックインカウンターには長蛇の列ができています。

預ける荷物もなく、インターネットチェックインを済ませておりチケットは携帯電話に入っているため、直接出国カウンターに向かいます。

これでは預ける荷物があるならばさらに余裕を持って来なくてはなりません。

ユーロスターの利便性を改めて感じます。

 

いつもぎりぎりの時間を計算して行動している私ですが海外では余裕を持って行動していて損はありません。

 

以前、オーストラリアで電車が遅れ飛行機に家族三人乗り遅れたこともありました。

その時はショックが顔に出ていたのか小さい娘を連れていたからか、無料で次の便に変更してくれた親切なカンタスの係員に救われました。

 

今回はブリティッシュエアーが出発するシャルルドゴール空港のターミナル2Aでは結構お店があります。

 

出発までまだかなりの時間があり、普段は買い物する時間などもないのでいろいろと見て回ります。

まだ、ぎりぎりセールを行っている店もあります。

疲れた自分の靴を見て靴でも買って履き替えてみようかと思います。

 

しかしセール時期のためか靴はサイズが見つからず諦めることに。

 

以前は娘の服などをお土産に選ぶのが楽しみでしたが最近は「パパが買ってきたのなんて着ないから、いらないから」

と言われるのがオチなので、姪っ子や甥っ子の物でも選びます。

 

そうこうしているうちに搭乗時刻も近づいてきたのでボードをみると、遅延の文字が...

がっくりです。

流石に夜中から起きているため、体力が続かなくなってきました。

残りの時間をどう潰そうかと考えていると、搭乗口近くからピアノの音が聞こえてきました。

そういえば先ほど免税店に寄る前ににもちらりと視界に入っていましたが、

ウエイトリフティングの場所にある真っ赤なピアノを弾いてる男性がいました。

 


疲れた体をひきずるようにして、ピアノ近くの椅子に腰を下ろします。

まるでコンサート会場にでもいるような豊かな音色です。

きっと彼の演奏を聞かせてもらうために飛行機の遅れがあったのかとも思えるほどの本格的なプロのような演奏です。

 

普段コンサートなどに行く余裕はなく、たまにピアノバーに立ち寄るくらいです。

 

こうして人々が行きかい待ち時間を持て余すことが多い場所にピアノを設置してくれていることに、そして弾いてくれているこの紳士を初めとする演奏者たちに感謝以外の何物もありません。

私は音楽はからっきし駄目ですが、ピアノを代表とする楽器は世界共通の言語のようです。

これを発明し普及させてくれた人々にもまた感謝です。

 

ユーロスターの運航がなかったこの日、最終便のロンドン行きの飛行機はびっしりと満席。

早めに列に並んだ私はスーツケースを無事棚に入れられましたが、遅く来た人々はきっと搭乗の手前で預けたことかと思います。

棚や足元も皆ぎっしりと荷物で埋まっていました。

 


そういえばブリティッシュエアーの一つ良いところは乗客を国籍で固めるととでしょうか。

今回も席を選ばない安いチケット購入したところ、私を含めた周囲二列は日本人でした。

別に何か話すわけではないのですが、たいてい皆静で座席でゆっくりできるからです。

 

航空会社としてはきっともし不測の事態などがあった際に言葉が通じない人がいた際、近くの同じ国籍の人が訳してくれるからかいう配慮からだろうと思いました。

 

結局飛行機は午後10時過ぎに遅れて着陸。

ヒースローエクスプレスに乗りパディントン駅には到着後、徒歩でホテルに向かいます。

ホテルの部屋に着いた時には日付が変わろうとしていました。

 

やはり次回はユーロスターを使おうと強く思う一日でした。

 

ブレグジットの猶予期間が終える来年いったいどうなっているのでしょうか。


尚、三月か四月中にはワードプレス(WordPress)を使って記事を書くよう、移る予定です。


できましたらこちらのブログやホームページでもご案内致します。


お楽しみにしてください。