退職後の任意継続の健康保険も今月で終了、無職生活もかれこれ2年になりました。

この2年の間には、2番目の孫が生まれ、1年くらいで歩き出し、

先月には保育園に行き始めました。ジジババにとって時が経つのは早い。

 

唐突なタイトルで書き始めましたが、退職したというのを考えていたら
自分は定年退職をしたことが一度もないことに気付きました。
自営業や会社経営者の方には関係ない話かもしれませんが、

公務員はほとんどが定年退職で終わるのだろうか?、サラリーマンでも半分くらいの方は

最後は定年退職するのだろうか?、考えてもよくわかりません。

昔は、定年後天下りや出向で3回も定年退職した猛者のお役人がいたかも。

厚労省のサイトには以下のように書かれています
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第7章 定年、退職及び解雇 
退職に関する事項は、就業規則の絶対的必要記載事項に当たります。そして、労基法第
89条の退職に関する事項とは、任意退職、解雇、契約期間の満了による退職等労働者が
その身分を失うすべての場合に関する事項をいうと解されています。

1 定年とは、労働者が一定の年齢に達したことを退職の理由とする制度をいいます。
2 労働者の定年を定める場合は、定年年齢は60歳を下回ることはできません(高年齢
者等の雇用の安定等に関する法律(昭和46年法律第68号)第8条)。
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就業者というか勤め人は、任意退職、解雇、契約期間の満了のいずれかで退職ということでしょうか。

定年退職というのは、会社が決めた年齢に達して「契約期間の満了」の一つらしい。

 

自分はトータルうん十年会社勤めをして、4社で働いてきましたので退職も4回経験。

最初は自分で考えて任意で退職(自己都合)、2回目は会社の都合で退職、

3回目は出向期間満了で終了、最後は仕事辞めたい病(笑)で2年前に自己都合で退職したので

定年退職というのは一度も経験していない。

 

自分の友達などでは定年退職したという人も結構いるのですが、世の中どのくらいいるんだろうか。

就職してから一つの会社で定年までという人や、何回か転職して最後が定年退職とか、

人それぞれ、人生もいろいろ。

 

新聞の投書欄やブログを見ていると、「先月、定年退職しました」とかいう表現を時折見かけます。

普通に「退職した」と書かずに、わざわざ「定年退職した」と書いている人には

転職もしないで一つの会社やお役所で働いてきたという自負とか、

大過なく勤めてこれたという公務員的の挨拶のような思いや、リストラもされず生き残れた、

といった上から目線といったような見えない圧力のようなものを感じてしまうのです。

それは、定年で辞めたことのない人間が持つひがみ根性からきてるのかもしれません。

 

2年前の退職の時に、「持って帰るのが恥ずかしいので仕事最後の日には花束を渡さないで下さい」

とお願いしたら、会社から自宅に大きな花束が届きました。  感謝