今日の朝刊を見ていたら、横浜高島屋で大黄金展開催の広告があってビックリ。
これは先週11日に黄金の茶碗が盗まれた日本橋高島屋の催事が
場所を変えて今日から開催しているということのようです。
懲りないということではなく、それだけ儲かるということなのですね。
この広告の真ん中に、金の龍があって53gで202.4万円と書いてあります。
金の宝飾品は高い。
こんなのを買う人は、とってもお金持ちで相続のため?
こんな新聞広告がなければ、ブログに書こうとも思わなかったのですが、
今月11日に発生した日本橋高島屋での盗難の茶碗が15日に台東区の
買取店で見つかった、と警視庁が発表したとどこかのワイドショーでも取り上げてました。
11日にこのニュースを見て、1040万円の金の茶碗だから800gくらいの金なのか、
と素人の頭には浮かんだのですが、有名な金工の作なのでその制作料や
販売店のマージンも必要だから、実際の24金の量は少ないのだそうです。
新聞の報道によれば、この茶碗は380gくらいであり、金の地金の価格としては480万円程度だ、とか。
それをなぜ180万円で売ったか?
早く売りたかったとか、買いたたかれたという話もありますが、以下は自分の妄想です。
ネットで調べると、金の売却は200万円を超えると、買取業者は税務署に
「支払調書」を提出しなければいけないらしい。200万円以下であれば提出する必要がない。
つまり、業者は税務署にバレないように安く買ったのでは、と勘繰ってしまう。
金の茶碗盗難の話はあれだけニュースになっていたのに、犯人から茶碗を買い上げた業者は
警察に相談もせず、同業者に転売した、ということのようです。
いま読売新聞オンラインを見たら、犯人から買い取った江東区の業者が当日中に480万円で
台東区の業者に転売していた、と書いてありました。
こんなことをするなんて、どちらもグレーどころか、ほぼクロな業者ですね。
台東区の業者が自己申告したのかどうかもわかりませんが、盗品と知って売買した人たちは罰せられる。
金や宝石を扱うこの業界、どうも怪しい人たちのような気がしてならない。
金(きん)にも金(カネ)にも縁がない我ら、
妻は買取店の店頭で金の価格を見て
「金が3,000円/gだった40年前頃に買ってたら」なんて、牧歌的なことを今でも言っています。