ささやかに今年もお正月を迎えることができました。

 

今年は一緒に正月パーティをしようということで、

暮れの31日に、娘婿からおせちが届きました。

箱をあけると、豪華な2段おせち。

冷蔵庫で解凍して、孫一家待ち。

 

ところが・・、

元日の朝、つまり元旦になって

娘からLINEがあり、孫1が朝に発熱したので来れない、と。

 

こんなにたくさんジジババだけでは食べられないので、

昨日半分こにして娘宅に届けました。

発熱した孫1は、前夜からリュック詰めしたりして、楽しみしていたとのこと。

ジジババんちに行けなくなって、朝にひと泣きした、と。

こっちも泣きたい、くらい・・だよ。

孫たちにお年玉をあげて早々に帰宅。

 

ということで、今年もジジババ二人のささやかなお正月。

おせちが届くとのことだったので、うちにあるのは、妻が作った煮物と

買ってきたかまぼこ、くるみ佃煮など。

雑煮、海苔巻き餅、あんこ餅はいつでも作れるので、

暮れから自分が食べたいつまみを作っていました。

 

 

上は、山形からいただいた青豆(ひたし豆とか山形では秘伝豆ともいう)

右下は、朝鮮漬け(唐辛子入りのキムチではありません)

左下は、朝鮮漬けを作って余った松前漬けの材料をそのまま松前漬けにしたものです。

松前漬けに千切りの人参とキャベツをトッピング。

 

青豆は一晩水に浸してから茹でて、数の子を入れて完成。

この豆はいつ食べても美味しい。

ひたし豆は、福島、山形、宮城にはあるが、他のところにもあるかも。

 

朝鮮漬け(と言っていいのか?ですが)、以前相馬の実家に行った時に

スーパーで買ってきて食べた朝鮮漬けの味が忘れられない。

というか、自分が小さい頃からあったと思う。

相馬市に成田食品というもやしを中心に作っている会社がありますが、

”朝鮮漬け”はこの成田食品が作っていたのではないか、と思っています。

最近は相馬で探してもない(と思う)。

 

ということで、味を想像しながら作りました。

(2年くらい前にも作り、前に書いてたブログにも載せました)

思い出すと、

・唐辛子は入ってない
・にんにくが入った醤油味
・昆布とイカの千切りが入っていた
・もしかしたら、人参も入っていたかも

 

(材料)
白菜 400gくらい(残っていた白菜の量)
昆布とスルメの千切り
 こんなもの売ってないので、市販の松前漬けの素の一部を流用
 (ついていた松前漬けのたれは使いません)


人参 1本の1/10くらい
にんにく 1/2かけをすりおろす
醤油、みりん 適量
粗塩(白菜下漬け用)

 

(手順)
1.白菜を小さめに切る(硬くて白いところは2cmくらいに)

2.切った白菜を少し(1日くらい)天日で干す
3.白菜の下漬けをする(重しが必要、漬物容器でOK)
  漬物容器に切った白菜を入れ、3%程度の粗塩で1日くらい漬ける

4.松前漬けの昆布とスルメを軽く洗って、少量の水に浸す

5.下漬けが終わった白菜に、人参の千切りと4の昆布とスルメを混ぜる
6.5でできたものに、すりおろしたにんにく、みりんと醤油を適量入れて味見。

  足りなければ醤油を追加。
  ここまでできたら、冷蔵庫に入れて半日くらい味を馴染ませて完成。

 

アバウトなレシピですが、

ほぼ昔の朝鮮漬けのような味(妻も同感)を再現することができました。

 

これらをつまみに飲んでいる酒は、

いただきもの 山形の和田屋 幸右衛門

 

妻が飲みたいといった、ノンアル獺祭の甘酒。

 

自分が前から飲みたいと思っていた青森の田酒。

 

ということで、飲んで食べての正月の2日間は過ぎゆくのでした。