この前、娘婿の実家(山形)から里芋をいただきました。

 

毎年のようにいただいているのですが、山形の芋煮鍋(山形ではいもこ汁という)

の手書きのレシピも前に一緒にもらっていました。

それを書き出すと、

 

ーいもこ汁の作り方 ー

材料    
    里芋
    牛肉(薄切り又はバラ)
    平こんにゃく
    ごぼう
    しめじ 又は 舞茸
    ねぎ
調味料    
    しょうゆ(味丸十)
    酒
    砂糖
作り方    
1.里芋は一口大に切り、こんにゃくも一口大にちぎる。
    ごぼうはささがきにして水にさらし、しめじは石づきをとる。
2.しょうゆ・酒・砂糖で牛肉を炒め、牛肉を取り出し、
    こんにゃく・ごぼう・里芋をいれ、水を加え、アクを取りながら煮る。
    (強火で蓋をしていると吹きこぼれるので注意)

3.里芋が柔らかくなったら、肉を戻して、しめじ・ねぎを入れ
    一煮立ちさせ、火を止める。
    鍋に蓋をして少々蒸らすといい。

 

一昨日の日曜に、それに従い、妻が作りました。

上の通り、レシピに量は書いてありません。

里芋や牛肉などの材料は食べる人が何人かで量はわかると思いますが、

調味料は目分量というか、味を見ながら加えます。

ご覧のように出汁を入れるというのがありません。

しょうゆ(味丸十)というのは、山形の味マルジュウで、たぶん出汁醤油です。

これもいただきものです。

 

これが鍋で完成した「いもこ汁」。

 

二人分取り分けて、いただきました。

美味しい!

 

河原でやる芋煮会は、山形とともに宮城の芋煮会も有名です。

毎年のように仙台で楽しんでいます。

山形は牛肉に醤油味、宮城(福島も同じです)は豚肉に味噌味という

のは前からわかっていたのですが、実はそればかりではありません。

 

宮城・福島では、芋煮に人参や大根、豆腐、白菜なども入れますが、

生粋の山形人である娘婿の母親によれば、

山形ではそれらは入れない・・ということらしいのです。

それに従い、山形のいもこ汁を作りました。

 

山形から送ってもらった里芋は柔らかくて美味しいのです。

里芋にもブランドがあって、それぞれ名前がついています。

山形のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」には、

名前とともに売っていました。

ちょっと高めですが、おいしいです。

 

興味のある方は作ってみて下さい。