特に大きな理由はありませんが、長く書いていたSo-netブログから

こちらのブログに引越してきました。

 

暇人の毎日を気の向いた時に更新していきます。

 

まずは、先週、妻と2人で行った岩手県。

 

1日目は、盛岡から八幡平方面に行き、

松尾鉱山資料館や八幡平の紅葉、藤七温泉の混浴に浸りました。

灰色の泥が沈んでいる硫黄臭プンプンの温泉。

女性は湯あみ着のようなのを着ていますが、男はタオル一つ。

ジジイでもこっちの方が恥ずかしい。

 

2日目は、花巻へ。

花巻といえば、宮沢賢治が生まれたところ。

2年前くらいに読んだ、門井慶喜さんという方が書いた

「銀河鉄道の父」を想い出して宮沢賢治記念館訪問。

 

その後、あの有名な「雨ニモマケズ・・」の碑があるところに

行ってみました。碑はうっそうとした木々の中の広場の

はじっこにあります。

碑の下には、わかりやすく。

そして、「下ノ畑ニ居リマス」で有名な畑が見える展望台も

同じところにあります。

下の畑は写真の向こうの方、北上川の手前のようです。

 

帰ろうとしたら、そばのベンチにずっと座っていたご老人に

声をかけられました。

「どこから来ましたか?」

「埼玉県からです」

から始まり、いろいろお話。

ご老人と言っても自分より何歳か先輩といったところ。

 

話してたら、地元の人で、中学校の同級会が近くの温泉であって、

帰ってきて、ノスタルジーに浸っていた、との話でした。

 

その方は、宮沢賢治のことを「賢治さん」と言い、

やはり今でも地元で尊敬されている、ということがわかりました。

自分の祖父は賢治のことを知っているようでした。

 

時間があれば、茶でも飲みながら、もっと話を聞きたかった・・。

 

そういえば、自分が知ってる花巻出身の人に

「賢治」という人が2人いました。

現在の岩手の有名人は、何といっても大谷翔平ですが、

宮沢賢治は、花巻や岩手で今でも有名な人でした。

残念なのは、賢治は生きているうちに有名になれなかったこと、

カネを稼げなかったことでしょうか。

大谷翔平とは対極にあるような岩手の有名人です。