最後の「整形靴科」卒展へ | 晴佳のブログ

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祖母の着物を着れるようになりたくて、2020年、ついに着付けを習い始めました。失敗も含めて、着物チャレンジのあれこれを記録していきたいです♪

今から20年以上前、某所にて足や靴の勉強や製作をしていたのですが、その学科がなくなることになり、今年の卒業生で最後となりました。

1期生の私、もはや今の学生さんにとっては化石なのだろうな…と思いつつ笑い泣き同級生と一緒に、最後の卒展にお邪魔してきました。


そこで使いたかったのはこちら✨

メルカリで見つけた靴の帯留!
思ったよりキラキラなので、着物に馴染むかなぁ??と思いながらも、いやいや、今日の主役だし!と思い返してコーディネート💕

拡大すると、こんな感じに↓
うーん。キラキラ✨でもやっぱり今日はコレでしょう♪



おお…!みんなハイレベル💕製作もどんどんアップデートされてるのね。もちろん全てオーダーメイドです。


こちらの2足は殆ど靴としての形が出来てから、革を染めるという技法を使われてます。複数の色を重ねた色合いも、濃淡の出方も素敵〜革の染めなんて昔はやらなかったなぁおねがい


レザーソール。これ私の記憶ではめっちゃ滑りやすいから、神戸の北野に履いていって、危険を感じた坂道禁止の禁断の靴底です(笑)。
でもこれは、染めの革を厚みが出ない工夫をしてパッチワークのように繋いだ、この靴のデザインと合わせて、見えないところまでカラフルなのが良きですね✨

デザインの細部まで丁寧に作業されてて、私達の学年でこれが作れそうな人は1人しか思いつかない…!今の学生さん達はコロナ禍もあって、マイスターのデモを近くで見ることも製作作業も沢山苦労されただろうに、努力されたことが伝わります照れ

なんと足袋型をリクエストされて作られたとか…↑
これ、工程を考えるとかなり無理して作ってるのですが、何とか形に出来てしまうのがすごい!


化石になりそうな私達に話しかけてくれた優しいスタッフさんは3期生女子。2年差なので共通の知り合いも多く盛り上がり、同級生とともに、結局3時間近くお喋りし倒したのでした…!長居してごめんなさい笑い泣き

途中で私達が来ていることを本日不在の先生にも連絡してくれて、電話でお話させてもらったり…次はまずは他の同級生とも会おう、あとは我らがマイスターの還暦祝いもしよう、と次々に楽しみな話題となりましたウインク
こうして友達や先生と、次の約束ができることが幸せです✨良い休日でした。

おまけ。先週も同じはちすさんの羽織でランチへ。クリップの羽織紐しか使わない!と宣言してたのに…いや、それはそれで好きですが、もともと羽織についていた丸ぐけの羽織紐も今やすっかりお気に入りですラブ