希望塾の高校生の英語の授業内容と特徴を紹介します。

 授業の最初に、単語・イディオムの確認テストをしています。配布したプリントまたは単語集の特定の範囲から出題します。

・1年生間は基礎・基本を徹底

・1年生の終わりぐらいからは英単語の語源のコア・イメージを理解すること、派生語・類義語・対義語までまとめて覚えることを繰り返し説明しています。

例を挙げると、

unpredictable「予測できない・当てにならない」

 接頭辞 prefix

           un

   語根 root

           predict

 接尾辞 suffix

         able

→ un(~ない)+ predict(予測する)+ able(~できる)

語根の部分をさらに分解すると

→ predict 「予測する・予言する」

→ 「接頭辞pre(前に)+ 語根 dict(言う)」

単語を分解することを常に意識し習慣化すると、 同じ部分をもつ単語が覚えやすくなり、知らない単語の意味を推測できるようになります。

 核となる語根はdict(=say 言う)で、授業の解説では、"dict"を含む以下の単語にも触れます。

dictionary (-ary 集合体を表す語尾)→「辞書」

dictate(-ate ~する)言うことを記す→「書きとらせる」

contradict(contra 反対のこと+言う)→「~と矛盾する」

verdict(ver 真実+言う)→「判決」

 

「英語ができるようになりたい。」という高校生には、たいてい「まずは単語。」と答えています。

ただ、「覚えることを最小に、応用は最大に」という気持ちを込めて、単語を細かく分けて、語源のコアイメージを意識することを強調しています。

 

授業の準備前に書き終えました。

よかっぱよかっぱ。